3歳息子のトイレトレーニング→ママ「嫌がらずに行くには…」 趣味全開のトイレにパパが引き、友達もびっくり「とっても素敵な空間」
息子のトイレトレーニングを成功させるために、お母さんが自らの手でつくりあげた「狂気のトイレ」がSNSで大きく注目されました。
「こちらが4歳が嫌がらずに行ってくれるようになった、我が家の狂気のトイレです」
そんなひと言とともに自宅のトイレの写真を「X」にポストしたのは「なぎうさ」(@nagiusausagi)さんです。
トイレの壁面はカラフルな電車の「車体」、「顔」のシール、そして「カード」などで埋めつくされています。まるで壁の中を色とりどりの電車が走っているような「電車づくし」のデコレーションに圧倒されます。
「電車好きのお子さんなのですね
狂気なんてとんでもない。
とっても素敵な空間です」
というコメントに
「ありがとうございます 電車狂の息子に刺さってくれて良かったです」
と答える、なぎうささんにくわしい話をお聞きしました。
■一歳ごろからじょじょに「鉄オタ」に
--いつから電車好きに?
始まりはおそらく一歳ごろで、最初は踏切が好きでひたすら踏切がカンカンなってる動画を見続けていました…。徐々に電車自体に食いつくようになったので、サウンドトレインというオモチャの山手線を与えたところ、かなり興奮した様子だったのを覚えています。そこからプラレールなど電車のオモチャがどんどん増え始め、YouTubeで電車の走行動画をエンドレスで視聴、次々に路線の名前を覚えていきました。
--デジタルネイティブ世代ならではですね。
なぜか在来線・通勤電車が好きで、新幹線には興味がありません(車種として覚えてはいますが)。最近では撮り鉄が電車に近づきすぎて駅員さんに怒られるモノマネをやっています(さがってくださーい!あぶないですからさがってくださーい!とい叫びながら非常灯を降り走る)。方向性が完全にオタクです。
■母は「電車」の力を借りることを思いついた
--「綺麗に貼られていて、むしろ電車好きのためのお洒落な壁紙みたいです…!」というリプライも届いていました。もしや、お子さんの影響でお母さんも「鉄オタ」に…?
母は全く電車に興味はありません(笑)。ただ、息子はなんとなく電車、のようなイラストでも「これは何線なのか」といちいち追求してくるので、嫌でも覚えてしまいます…。
--無理強いするのではなく「好きなもので埋め尽くす」という発想はどこから?
このような感じなので何かイヤイヤが起きると電車で釣りがちだったのですが、三歳すぎてもトイトレが全く進まず停滞していたので電車の力を借りることを思い付きました。やるならいっそ全面にやってやろうと勢いとノリでこんなことになってしまいました。
■初見で引く夫、でも…「これでトイレに行ってくれるならなんでもいい!」
--このトイレを見た周囲の皆さんの感想は。
夫は初見引いてました(笑)。めちゃくちゃ落ち着かないけど、これでトイレに行ってくれるならもうなんでもいい!と言っていました。友人たちにもびっくりされましたが、電車マニアなことを知っていたのでこれならいけるんじゃない?!と盛り上がってくれました。
◇◇
息子さんのトイレトレーニングが成功した現状を「結局ちゃんとオムツを卒業したのは四歳を過ぎてからでしたが、笑顔でトイレに行ってくれる息子を見るとやって良かったな~と思います」と話すなぎうささん。
この母の愛あふれるトイレを見た人たちからは
「トイトレ…トイレトレインか…ふう」
「鉄分多めですね」
「素晴らしいお母様」
などのコメントが届いています。
(まいどなニュース特約・山本 明)