「ミャーミャーうるさいから飼うことにしたんやで」親を亡くした子猫を保護 ネット民の助言と励ましが殺到「その猫はキミにしか飼えなかったんやで!」

「ミャーミャーうるせぇからわいの家で飼うことにしたんやで。感謝しろやで」

突然子猫を飼うことになったと、X(旧Twitter)に投稿したセルゥゥゥゥァァァァァァ (@cellbururu)さん。するとたちまち約18万のいいねがつき、猫好きのネット民から続々と助言と励ましのコメントが殺到。投稿者の「~やで」という口調を真似た楽しい声もたくさん寄せられた。

「優しすぎるんやで」

「とってもやさしくてえらいやで。楽しいこと幸せなことがこれからいっぱいあるやで」

「ワイも野良猫拾って飼ってるやで。目の青いのは今のうちだから楽しむんやで」

「わかるんやで!その猫はキミにしか飼えなかったんやで!」

■親を亡くした子猫は…100倍可愛いんやで

次々と寄せられるコメントと急増するフォロワー数に対して、「飼ってしまったらなんとかするんやで。準備して飼う方がいいけどこういう機会で飼うのもええんやで」と、飼い主としての決意を投稿していたセルさん。

セルさんにお話を聞いたところ、子猫を発見する数日前、仕事場の敷地内で見かけていた猫が交通事故で死亡していたという。その後、親猫を探し続ける鳴き声がしたため、子猫がいることに気づいたそうだ。

その後、「可哀そうだし、これもタイミングということで飼うことにしたんやで」「何か月か分からないけど重さ計ったら280グラムだったんやで」「猫かわいすぎて気づいたら抱っこして段ボールに入れてしまったんやで」「ペットショップで見て買うのもいいけど、こういう機会を大事にしたいから飼うことにしたんやで」「ペットショップのネコも可愛いけど親がいない子猫は100倍かわいいんやで」と、すでに子猫にメロメロな様子を投稿していたセルさん。

■続々と寄せられる助言に「ありがとうなんやで」

さらに子猫の元気な写真を投稿すると、セルさんの部屋にある「ジョイントマット」は、ペットの誤食・誤飲事故の危険性が高いことを伝えるネット民たち。

するとセルさんは、「そうなんや。ありがとうなんやで」と、素直に返答。さらに、ペットケージに移し替えた際も、猫トイレの設置方法や猫砂の選び方をネット民が助言。

「余計なお世話かもですが…」「差し出がましいのですが…」と、控えめに的確なアドバイスを送る猫好きたちの声に対して、「ありがとうやで」と、セルさんは素直に反応し、実行。

その後も、子猫がペースト状のおやつしか食べてくれないことをXで報告すると、おすすめの「子猫用フード」の画像やメーカー名がネット民から続々と届くなど、X界の猫好きたちが総出で、セルさんの子猫育てを温かく見守っている状態だ。

■女の子っぽい名前を考えてるんやで

セルさんにお話を聞いたところ、「猫を飼うのは2回目やで。特に猫を飼いたいとは思っていなかったけど、これも運命だと思ったんやで」とのこと。思うようにフードを食べてくれず苦戦しているものの、子猫はすでに自力で排泄ができており、元気だという。

「リビングに放してたらうんちしそうだったから、急いで段ボールに戻して間に合ったと思ってたら人差し指の付け根にうんちされてたんやで。ミルクは哺乳瓶買ってきて飲ませようとしてもなかなか飲まないんやで…」(セルゥゥゥゥァァァァァァさん)。

子猫はメスで、名前はまだなく、「女の子っぽい名前を考えてるんやで。セルジュニア…セルミ…セルコ…セルジオ悦子やで」と、セルさん。一級建築士を目指して頑張るセルさんは、お給料が入り次第、子猫を動物病院に連れて行く予定だという。

そして、子猫の件でバズったのを機に、X(旧Twitter)で知り合ったがアカウントを消してしまった友だちに対して、「オトシッピ!元気でやってるか?わいはお前をここで待つんやで!」と、メッセージを送っていたセルさん。

子猫の飼い主として健気に頑張るセルさんを見守るべく、子猫を保護する前は3桁だったフォロワー数は、すでに2万3千人を超えている。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)

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