ピンとくるのは関西だけ?舞台の上手下手、ある覚え方にSNSで反響「姉さんがぶつかる方が上手」「西日本の民用の例え」

舞台の左右を区別する「上手」「下手」という用語。客席に向かって、舞台に向かってどちら側など混同しがちでなかなか覚えられないという人もいるのではないでしょうか。

X(旧Twitter)であるエピソードが9000いいねがつくほど注目を集めています。Xユーザーで音響の仕事をしている前田マサヒロ(@mm1005xx)さんは、数年前に若い人から「上手と下手がたまに分からなくなる」と話を聞いたことがあるといいます。

そんなとき前田さんは、想像しやすいようにと「吉本新喜劇でチンピラが出てくる方が下手だよ」と教えたそう。吉本新喜劇といえば、舞台に向かって左側つまり下手から「邪魔すんで」とチンピラがやってくるのがお決まりの流れですが、相手は全く伝わっていない様子。前田さんは当時を回顧して「これはすげえ分かりやすいと思うのだが」と投稿しました。

■「西日本の民用の例え」の声も?

コロナ禍に差し掛かる少し前、まだ経験の浅い若手スタッフと飲んでいるときにあがったという「舞台の上手下手」の話題。そこで前田さんは件の例えを挙げたものの、相手は吉本新喜劇を見たことがないそうで全くピンと来ていない様子で、「(吉本新喜劇を)見てないなら分からないよね…」とすぐに次の話題に移ったといいます。

やり取りを振り返り、前田さんは「知人の方のリプにあった『笑点で山田くんが座布団持って出てくる方が上手』をすぐに言えれば良かったのですが」と語ります。

福井県で生まれ千葉県で育ったという前田さんは、10代の頃に吉本新喜劇が全国放送されていたときによくテレビで見ていたそうで、今回の例えを思いついたのだとか。前田さんの投稿には、「珠代姉さんがぶつかる方が上手」「すごい分かりやすい」「西日本の民用の例え」とさまざまな声があがっています。

反響を受け、前田さんは「始めは『なんかえらいことになってる!』と面白がっていましたが、インプレッションが50万を超えたあたりから理由もなく怖くなってきて、リプライや引用RPもほとんど見ていません。舞台の上手・下手にそんなに興味があるのかー、くらいです」と感想を語ってくれました。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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