タバコがいくら値上がりしたら禁煙する?…10人に1人は「いくらになってもやめない」 喫煙者200人に調査

株式会社しんげん(東京都渋谷区)が運営する主婦向けの情報メディア『SHUFUFU』は、このほど「タバコ」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、約4人に3人が「これまでに禁煙をしたいと思ったことがある」と回答しました。では、現在よりいくら値上がりしたら吸うのをやめようと考えているのでしょうか。

調査は、現在タバコを吸っている全国の20~50代以上の男女200人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

まず、「現在、吸っているタバコの種類」について複数回答で答えてもらったところ、「紙巻タバコ」(57.0%)が最も多く、次いで「電子タバコ」(35.5%)、「加熱式タバコ」(21.0%)が続き、最近では電子タバコや加熱式タバコも普及してきていますが、まだまだ紙巻タバコを吸う人が多い様子がうかがえました。

また、「タバコを吸って”最も美味しい”と感じるとき」については、「食後」(35.0%)、「気分転換をしたいとき」(15.5%)、「お酒を飲んでいるとき」「ストレスが溜まっているとき」(いずれも14.0%)などが上位に挙がりました。

次に、「これまでに禁煙をしたいと思ったことはありますか」と尋ねたところ、「ある」と答えた人は73.0%、「ない」と答えた人が27.0%でした。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【禁煙をしたいと思ったことがある】

▽自分の服や部屋がタバコ臭いと感じた時に禁煙したいと思った(30代女性)

▽好きな人にタバコを吸う女は嫌いと言われたため(30代女性)

▽子どもが生まれてから家族が嫌がるので(30代男性)

▽値上がりが続いているので、経済面を考えて禁煙しようと思った(40代男性)

▽動悸が乱れて眠れない夜が続いた時に体の限界を感じてやめようと思った(30代男性)

▽妊娠し禁煙を1度しましたが、卒乳したタイミングでまた吸い始めてしまった。子どもに悪影響なので禁煙したいとは思っている(20代女性)

▽結婚を機に喫煙にチャレンジしましたが、結局挫折し、紙タバコから加熱式に変わり、現在に至ります(30代男性)

▽タバコを吸えるスペースが少なくなってきたので、その場所を探すのが面倒になってきたから(40代男性)

▽お金がもったいない気がして禁煙しようと思い、4日間は禁煙できましたがイライラが止まらず精神衛生上よくないので、禁煙はあきらめました(30代男性)

【禁煙をしたいと思ったことはない】

▽禁煙したところで、大して寿命は変わらない(30代男性)

▽自分はお酒が飲めないので、代わりの娯楽として必要(30代男性)

▽気持ちが落ち着くからなかなかやめられない(40代女性)

▽自制できるので特に止める気はないです(40代男性)

▽好きなので禁煙する必要性が無い(40代男性)

▽吸うなと言われたら、きっと生きるのが嫌になると思う(30代女性)

▽心の健康になくてはならないスパイス(50代以上男性)

▽自分にとってのストレス解消方法の一つだから。また、上司がある程度喫煙所に集まるのでそこでの会話のキッカケの一因でもある(30代男性)

禁煙をするか否かについて、さまざまな意見があることが分かりました。では、現在よりいくら値上がりしたら吸うのをやめようと考えているのでしょうか。

調査の結果、「+500円」(22.5%)、「+200円」(18.0%)、「+300円」(16.5%)といった回答が上位に並んだ一方で、「いくらになってもやめない」(10.5%)という人も一定数見られたそうです。

   ◇  ◇

【出典】

▽SHUFUFU/愛煙者は”紙巻タバコ派”が多数!タバコの値段”何円値上がりしたら禁煙”しようと思っている?喫煙者200人に聞きました

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