散歩してたら「熊がいるぞ、車に乗れ」と見知らぬおじさん…躊躇する暇はなかった あなたならどうする?「誘拐の手法やったら怖すぎる」
「散歩してたら対向車のおっさんに『車乗れ!』って言われてなんで?と思ってたら、『クソでかい熊いるぞ!』って言われて一瞬で飛び乗って家まで送って貰った 笑笑」
先日、X(旧Twitter)にRo抹茶んさん(@maccha_oishii)が投稿した衝撃的な内容のポストが話題となりました。Ro抹茶んさんはカナダ在住、ご近所を散歩中に起きた出来事だったそうです。
「これは…怖いな…熊出る地方に住んでたら、私だったらいちかばちかで乗せてもらうかな。誘拐で怖い思いする/殺されるのと、熊に襲われて怖い思いする/殺されるのなら、前者の方がまだマシかなって…」
「誘拐かもしれないじゃん!って言われてるけど、誘拐されて監禁されてバキューンされるのと熊にズッタズタにされた挙句食われるのどっちがいい?みたいな究極の選択ですね…」
「この手の犯罪が増えそうで心配だが、クマより人間相手の方が生存率上がるし、、、、」
「クマに食い殺されたくはないもんね……とは言え、知らない人の車に乗るのは危ないっていうのも事実だから、不安な時はナンバープレートの写真撮って知り合いに即座に共有して『この人の車に乗るから明日の朝までに連絡なかったら通報よろ』って言っとくといいと思う!」
コメント欄には、もしかしたら誘拐犯による虚言かもしれないと防犯上の問題を心配する声も集まり、「熊に襲われる」方がマシなのか、「誘拐犯に監禁される」方がマシなのか、「究極の選択だな!」とたくさんのリポストが寄せられました。
Ro抹茶んさんによると「場所はカナダの田舎の自然が割と近い場所で、夜の10時頃でした」とのこと。夜の時間帯というのも、恐怖を増長させますよね!
この声を掛けてくれたおじさんの発言が善意なのか、はたまた犯罪の匂いがするのか、どうやって見分ければいいのかパニックになりそうです。子どもの頃には「見知らぬ人には着いていくな、車に乗るな」と教えられますが、こんな場合はどうアドバイスすればいいのか、悩みますね。
■熊の目撃情報が多い昨今、日本でも起こりうるかも?!
投稿したRo抹茶んさんに、さらに詳しい状況を伺うと……
「黒い熊は割とよく見かけるし、襲ってきたりとかはないんですけれど、今回はグリズリーぽいやつでした。戸惑ってる間に、車から声を掛けてくれた彼がインスタグラムのストーリー見せてくれたので、これはやばいと思ってすぐ乗りました」とのこと。やはり男性のRo抹茶んさんでも、夜に見知らぬ男性に声を掛けられ、車に乗るという状況は不安だった様子。
優しいおじさんと無事避難したという結末に、「両方コワイ…おっちゃん良い人で何より」、「えぇハナシや。こんなん昭和世代なら当たり前の事だった。今じゃこういう人は少ない。他人の命を自分の命のように考える事。今一度、皆考えて欲しい」などのコメントも。ほかにも……
「知床で海岸を散歩してたら向こうからきた釣り人に「『本先の川にクマがいるからこれ以上進んだらダメ』って言われたことならある」
「北海道の某滝をタンデムツーリングして訪れようとした時に、対向車から『ヒグマおるで』情報ゲットしてすぐに引き返しました」
このように、熊情報のおかげで難を回避できたというコメントも!日本でもここ1年で季節を問わず熊の目撃情報が増えているので、Ro抹茶んさんの置かれた「究極の選択」状況に陥る可能性も十分あります。皆さんもアウトドアを楽しむときは、くれぐれもお気をつけください!
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・東寺 月子)