ITエンジニア「会社勤め」「フリーランス」  貯金・投資への意識の差が…人気の投資先は?

サラリーマンエンジニアとフリーランスエンジニアでは、お金に関する意識に違いはあるのでしょうか。株式会社PE-BANK(東京都港区)が実施した「ITエンジニアのお金」に関する調査によると、ITエンジニアに人気の投資先は「新NISA」が最多となりました。また、毎月一定額を貯金に回しているサラリーマンエンジニアは半数を超えた一方で、フリーランスエンジニアでは2割強にとどまったことが分かったそうです。

調査は、全国のITエンジニア300人(サラリーマンエンジニア150人、フリーランスエンジニア150人)を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

まず、「貯金の仕方」について「毎月一定額を貯金に回している」と答えた割合を調べたところ、サラリーマンエンジニアは53.3%、フリーランスエンジニアは約半数の26.7%となりました。

さらに、「ほとんど貯金していない」と答えた割合では、サラリーマンエンジニアが20.7%であったのに対して、フリーランスエンジニアでは39.3%と約2倍におよぶことも分かりました。

一方、「お金に関する不安」については、サラリーマンエンジニアの78.0%が「不安を感じることがある(たまにある)」と回答したのに対して、フリーランスエンジニアでは68.7%にとどまっていました。

これらの結果について同社は、「フリーランスになり、自分でお金の管理をするようになってから、お金に対する知識や意識の違い、プロフェッショナルとして自身のスキルに対する自信が貯金事情にも影響していることがうかがえます」とコメントしています。

次に、「投資」について尋ねたところ、全体の59.3%が「投資をしている」と回答。また、「投資の目的」については、「老後への備え」(65.3%)が最多となっています。

さらに、「現在行っている投資」を教えてもらったところ、「新NISA」(55.9%)が最も多く、次いで「株式」(52.0%)、「投資信託」(49.2%)が続く結果となりました。

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【出典】

▽PE-BANK調べ

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