毎日のお洗濯で「タオルをふわふわに保つ秘訣」 タオルドクターが伝授する4つの重要ポイント
タオルは使っているうちに、くたびれてしまったり、黒ずみやニオイが気になってきたりすることも多いのではないでしょうか。東京ガスのくらし情報メディア「ウチコト」(@uchicoto_tg)は、IKEUCHI ORGANIC株式会社の代表取締役社長で、「タオルドクター」との肩書きを持つ阿部哲也さんに聞いた「タオルの寿命やをふわふわに保つ秘訣」を紹介しています。阿部さんによると、タオルの寿命は、洗剤や洗濯機の種類、洗濯の回数、乾燥の仕方により大きく左右されるといいます。ふわふわ長持ちさせるためにはどうすればよいのでしょうか。
■タオルをふわふわにする秘訣とは?
① 柔軟剤を使い過ぎない
柔軟剤は、洋服などに使用する場合は乾燥時間の短縮にもなりますしメリットがあるのですが、タオルに使用すると、タオルが本来持っている吸水力が落ちてしまいます。
② 洗う時の洗濯物の量に注意する
タオルをふわふわに仕上げるコツの一つは、パイルと言われるタオルの一つ一つの繊維をたたせてあげることが重要で、そのために洗うときにたっぷりの水で泳がせるように、洗い・すすぎを行うとよいそう。洗濯機のギリギリまでたくさん詰め込んでしまうと、洗っている最中に洗濯機の中で泳ぎが生まれず、たたき洗いのような状態でパイルが寝てしまいうため注意が必要です。
③ 天日干しで干しっぱなしにしない
乾燥させすぎてしまうと、タオルのふわふわした手触り感は失われてしまいます。人間の肌も水分と一定の油分が必要なように、タオルにも適度な水分と油分が必要。ふわふわとした肌触りを好むのであれば、乾燥機の使用がおすすめです。
④ 洗濯した後すぐにタオルを干す
濡れた状態で放置すると、パイルが寝てしまい、菌が繁殖し、嫌なニオイの原因になってしまいます。濡れている時間をいかに短くできるかがタオルのふわふわの手触りを保つためにも大事な要素だそう。
タオルの吸水力が落ちてしまって困っている方や、タオルをできるだけふわふわに保ちたい方は、タオルそのものだけではなく、日ごろのお手入れを見直してみるのがいいかもしれません。
▽出典:タオルの寿命は洗剤や洗濯の回数/ウチコト東京ガスのくらし情報メディア公式X