牛・豚・鶏…種類によって保存期間の目安が違う!? 知っておきたい「ひき肉」の保存方法

さまざまな料理に使えるひき肉ですが、傷みやすく消費期限がすぐ来てしまうというお悩みも。ちなみに、お肉の種類によって保存期間の目安が若干異なることを知っていますか? 東京ガスのくらし情報メディア「ウチコト」(@uchicoto_tg)が、知っておきたい保存方法を紹介しています。

■冷蔵庫での保存期間の目安は…

食品の品質と安全に関わる検査、研究を行うとともに、JAS法(日本農林規格に関する法律)に基づいて、ハム、ソーセージ、ベーコンを製造する工場の認証などを行っている「食肉科学技術研究所」のWebサイトによると、冷蔵庫に入れたひき肉の保存期間の目安は以下の通りだそう。

▽冷蔵庫(4℃)で保存した場合

牛ひき肉:3日

豚ひき肉:3日

鶏ひき肉:2日

▽冷蔵庫のチルド室(0℃)で保存した場合

牛ひき肉:5日

豚ひき肉:5日

鶏ひき肉:4日

スーパーなどで市販されている商品の多くは、購入日の翌日が消費期限に指定されていることが多いですが、「日数に余裕を持って指定しているのかもしれません」と同サイトでは述べています。

なお、保存できる温度が上がってしまうと、保存期間は以下のように短くなります。

▽10℃で保存した場合

牛ひき肉:2日

豚ひき肉:1日

鶏ひき肉:1日

■ひき肉の正しい保存方法とは?

購入したひき肉をできるだけ新鮮な状態に保つには、どうすればよいのでしょうか? 同研究所の担当者によると、冷蔵も冷凍も、とにかく保存温度が低いに越したことはないとのこと。

スーパーで売られているものは温度管理が徹底されていますが、家庭では冷蔵庫や冷凍庫のドアの開け閉めなどにより、冷蔵庫内の温度が変化してしまうことがあります。こうした点も踏まえると、できるだけ低い温度で保存し、早めに食べることが大切だそうです。

一般的な冷蔵庫の温度は4℃くらいですが、チルド室は0℃と低めに設定されています。そのため、冷蔵庫の中でもチルド室に入れておけば、ひき肉はより長持ちします。すぐに使用しないのなら冷凍保存、冷蔵の場合はチルド室に入れてできるだけ早く使用しましょう。

▽出典:ひき肉の保存期間の目安はお肉の種類によって若干異なるそうです/ウチコト東京ガスのくらし情報メディア公式X

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