楽天の辰己涼介外野手（27）の妻で起業家の辰己セリーナ氏が11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。敵チームの応援スタンドに陣取り、夫のホームランを喜ぶといった内容の動画が物議を醸している。

3年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、今年もスタメンで全試合出場して打率.291の好成績を残している辰己。妻のセリーナ氏とは昨年1月に入籍した。

件の動画でセリーナ氏は、ZOZOマリンスタジアム（千葉）で行われたロッテ－楽天戦を観戦。動画冒頭で「今日はロッテ側で飽きるまで観戦しようと思います」とし、ロッテ側のライトスタンドに着席した。

試合前には「（ロッテを）応援する気持ちはゼロなんだけど、応援歌を歌いたいという気持ち」としたセリーナ氏。「ネクストにスケちゃん（辰己）が立ちました」と夫を応援していると、何と辰己は第1打席でライトスタンドに先制ホームラン。ロッテファンしかいないライトスタンドで立ち上がって声をあげ、喜びを爆発させた。

■楽天ファンからも「本当に恥ずかしい」

その後、ロッテの攻撃中に立ち上がって一緒に応援を楽しんだり周囲のロッテファンと交流したりしていたセリーナ氏だが、途中から3塁側の内野席に移動。夫が死球を受けた場面ではロッテの投手に「あいつ承知しないからな」。ロッテ荻野（背番号0）が好守を見せた際には「取んな取んな取んな、お前は取んな！」「くそー！誰あの0番！」と大声を上げた。

動画が公開されると、コメント欄やSNSで批判が殺到。「ガチで何がしたいのか分からん」「当日ライスタにいました。とても悪目立ちしていて周りから非難されてましたよ」といった声が上がった。楽天ファンからも「本当に恥ずかしいからやめて欲しい」「炎上狙いだろうけれど、これ以上迷惑をかけないで」と厳しい声が相次いだ。

“炎上”を受け、夫の辰己もインスタグラムのストーリーズを更新。批判の声には触れず「もっとライトスタンドの真ん中でやって欲しかったな笑」とコメントし、ファンからは呆れる声も上がった。