キリンビールが7月から放送を開始した「一番搾り糖質ゼロ」の新CMに、1990年代の名作ドラマファンが盛り上がりを見せています。

　新CMで夫婦役を演じるのは、俳優の豊川悦司さん（62）と常盤貴子さん（52）。豊川さんと常盤さんといえば、1995年放送のTBSドラマ「愛していると言ってくれ」で恋人役として共演。今回のCMを見てドラマを思い出すアラフォー、アラフィフ世代は多く、SNS上には「愛していると言ってくれじゃん！」「夫婦役たまらない」「エモさ感じる」「キュンとなった」「なんか感慨深いな」など、ドラマに夢中になった頃の甘くせつない気持ちをよみがえらせる人が続出しています。

　俳優の野間口徹さん（50）もそんな一人。

　野間口さんは10日、自身のXを更新し、「常盤さんと豊川さんが同じ画面にいるのを見るだけで、あの頃の自分が出てきて胸熱。頭にドリカムが流れ出す」と投稿。1万近い「いいね」とともに、「めちゃくちゃわかります！」「同感です！ドリカムが流れました」「私も感動しました」「色あせないドラマです」などの声が寄せられました。

　また、CMの中で2人の娘役を演じた中条あやみさん（27）は、自身のインスタグラムにCM撮影時のオフショットを多数公開。ファンからは「このお二人の娘さん役が中条さんなんて最高！」「愛している～の2人からこんなかわいい娘が」などの声が上がっています。

　ドラマ「愛していると言ってくれ」（TBS）は1995年7月から放送。聴覚に障害のある画家と、女優志望の女性の純愛ストーリーは多くの人を引きつけ、最高視聴率は28.1％を記録。ドラマの主題歌、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」は大ヒットし、ドリカムシングルの中でもトップの売り上げといわれています。

　野間口さんと常盤さんは2023年放送のドラマ「それってパクリじゃないですか？」（日本テレビ）などで共演しており、お互いのSNS上で交流することも。野間口さんがおすすめするスナック菓子を常盤さんが旅先で見つけたときは、「野間口徹さま　見つけました！やっと探し当てました！」と写真付きで報告するなど、仲のよさがうかがい知れます。