「小売業界」で平均年収が高い企業 1位はユニクロでお馴染みの「ファーストリテイリング」で1147.6万円
日本国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社SalesNow(東京都渋谷区)は、このほど上場企業における「小売業界の平均年収ランキングTOP10」を発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は「株式会社ファーストリテイリング」(1147.6万円)となりました。
ランキングは、2023年4月~2024年4月の期間に同データベースから商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報やホームページ、SNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出し・ランキング化したといいます。そのほかの結果は以下の通りです。
▽小売業界の平均年収ランキングTOP10
【1位:株式会社ファーストリテイリング(1147.6万円)】
ユニクロ、ジーユー、セオリーなど複数のブランドを世界中で展開する企業です。素材調達から企画、生産、販売までを一貫して行っています。アパレル製造小売業で世界3位の売上規模を誇っています。
【2位:株式会社クリエイトSDホールディングス(1127.0万円)】
地域に密着したドラッグストアや調剤薬局、介護事業を展開する企業です。ドラッグストアは神奈川県を中心に700店舗超を展開。調剤薬局、介護付有料老人ホーム、機能訓練型デイサービス事業も展開しています。
【3位:綿半ホールディングス株式会社(857.1万円)】
小売・建設・貿易事業を展開する綿半グループを統括する持株会社です。傘下企業には、ホームセンターを展開する綿半ホームエイドや綿半Jマートのほか、綿半パートナーズ、大洋、綿半三原商店などがあります。
【4位:株式会社ハルメクホールディングス(851.4万円)】
コンテンツ事業、通販事業、店舗事業、コンサルティング・広告代理事業、ヘルスケア事業を展開する企業です。コンテンツ事業では、雑誌、WEB、講座、イベントなど幅広いコンテンツを手掛けています。
【5位:株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(848.7万円)】
ドラッグストア運営のマツモトキヨシグループとココカラファイングループを中心とする持株会社です。グループ会社は、MCCマネジメント、マツモトキヨシグループ、ココカラファイングループです。
以降、6位「株式会社ジンズホールディングス」(847.7万円)、7位「イオン株式会社」(838.7万円)、8位「エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社」(816.5万円)、9位「株式会社フジ」(808.1万円)、10位「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社」(800.0万円)が続きました。
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【出典】
▽SalesNow DB