カントリーマアムなど、9月から内容量さらにカット 不二家が一部商品の値上げと内容量変更を発表「企業努力で対応できる範囲を超える状況」

カントリーマアムやルックなどのロングセラー商品で知られる不二家が、2024年9月から順次、価格改定と内容量の変更を実施すると発表しました。対象はカントリーマアムを含む18品目で、出荷価格はおおむね8~20%値上げ。一部商品については、内容量を減らすことで実質的な値上げに。これにより、例えばカントリーマアムの贅沢バニラ、贅沢チョコは9月24日発売分から、現在より2枚少ない「14枚」に変更となります。

具体的には、ミルキーチョコレートやアンパンマンミニミニチョコレート、カントリーマアムチョコまみれ、ルック(ア・ラ・モード)など9品目の出荷価格が約14~20%改定、カントリーマアムちょこまみれミドルパック、ホームパイチョコだらけミドルパック、ハートチョコレート(ピーナッツ)袋の3品目が内容量を微増させた上で出荷価格を約8~20%改定します。

内容量が変更されるのは、ピーナッツチョコレート、カントリーマアム(贅沢バニラ、贅沢チョコ)、ルック(ア・ラ・モード)ファミリーパックなど計6品目。カントリーマアムは16枚から14枚、ピーナッツチョコレートは160gから150g、ルック(ア・ラ・モード)ファミリーパックは32粒から28粒に減らされます。

不二家はチョコレートの原材料や包装資材価格の高騰、輸送コストの上昇が続いていることを理由に挙げ、「これらの価格上昇傾向は長期化することが予測され、企業努力で対応できる範囲を超える状況となっております」と説明。「やむを得ず一部商品の価格改定及び内容量変更を実施させていただきます」としています。

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