白いシャツを漂白剤で洗ったら→「桃色」に変色!…でも、あきらめないで! 花王の投稿に「そういうことだったのか!」「助かります」
真っ白なTシャツを漂白剤で洗ったら、桃色になった…。そんな体験はみなさんありませんか。そんな時にどうすればいいのか、お洗濯まわりの情報を発信している花王の公式Xアカウント「花王 アタック(お洗濯全般)」(@kao_attackjp)が「あきらめないで」と対処法を投稿し、話題になっています。白い服をピンク色に変えてしまった原因はなんと「日焼け止め」なのだそうです。
■どうしてピンクになるの?
花王のホームページ「製品Q&A情報」によると、「漂白剤を使用すると日焼け止めがついた部分がピンク等に変色(着色)する場合があります」と記載されています。同社に問い合わせてみると、「衣類に付着した日焼け止めに含まれている成分の一部が塩素系漂白剤と反応して桃色に変色するためです」との返答がありました。
■気になる変色の落とし方は?
変色した服は、元に戻すことはできるのでしょうか? 同社のホームページによると、「衣類に残った日やけ止めを、洗浄力の高い濃縮タイプの液体洗剤で落とす」ことで元に戻る可能性があるそう。日やけ止めに含まれている成分が変色したのであって、生地自体が変色したわけではないから、というのが理由のようです。
【変色の落とし方】
1.水で充分にすすぐ
2.軽くしぼる
3.衣料用濃縮洗剤の原液を塗布して、5~15分置く
4.生地をいためないようにていねいにもみ洗いする
5.よくすすぐ
6.一度で落ちない場合は、もう一度くりかえす
■変色予防はどうしたらいい?
これから日焼け止めを使うことも多くなる季節です。同社ホームページでは予防方法として以下の方法などを呼びかけています。
・脱いだら漂白する前に早めに洗剤で洗う(部分洗いするとより効果的)
・日焼け止めが付着した服は塩素系漂白剤の使用を避ける
・液体の酸素系漂白剤を使う
■「お洋服が桃色になった時、ぜひ実践させていただきます!」
今回の投稿には、「これになって絶望したことがある」「2週間前にこれになった…もっと早く知りたかったああああ」などのコメントが寄せられていました。大切な服を失わないためにも、あきらめずに「つけ置きともみ洗い」を試してみましょう。
▽出典 花王 アタック(お洗濯全般)公式X/真っ白なTシャツを漂白剤で洗ったら桃色になった…でも、あきらめないでください