30代・40代のみなさんが「ドラマの舞台で思い浮かべる駅」にはどの駅が選ばれたのでしょうか。株式会社LIFULL（東京都千代田区）が運営する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』がこのほど発表した「ドラマの舞台で思い浮かべる駅ランキング」によると、2022年に大きな話題を集めたドラマ『silent』の舞台となった「世田谷代田駅」（家賃相場：8万8000円）が1位となりました。

調査は、全国の20～60代の男女2165人を対象として、2024年6月～7月の期間にインターネットで実施されました。

なお、対象物件は同サービスに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平米以上40平米未満の賃貸物件で、家賃相場は管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出しています。

30・40代が選んだ「ドラマの舞台で思い浮かべる駅ランキング」で1位を獲得した「世田谷代田駅」（家賃相場：8万8000円）は、ドラマ『silent』の舞台として2022年に大きな話題を集め、同サービスでも、ドラマ放送後に「世田谷代田」の賃貸物件一覧ページのPV数が大幅に増加したといいます。

同駅は小田急小田原線が通り、各駅停車駅ではあるものの、新宿まで約13分、渋谷まで約15分と都心へのアクセスが良いことに加え、カフェやレストランといったおしゃれな飲食店が多くあるほか、静かな住宅街がある点も魅力となっています。

続く2位の「東京駅」（同：11万5000円）では、タイトルにも「東京駅」と入った『東京駅お忘れ物預り所』や『半沢直樹』など様々な作品名が挙がりました。

3位には「池袋駅」（同：11万5000円）がランクイン。回答者のほとんどが『池袋ウエストゲートパーク』を想起するドラマとして挙げており、根強い人気を持つ作品であることがうかがえます。

また、ドラマに出てくる池袋西口公園は、2019年11月に改修が行われ、大型ビジョンやステージが設置されたほか、観光案内機能を持つカフェも併設した劇場型公園へとリニューアルしています。

4位は『北の国から』で圧倒的な知名度を誇る「富良野駅」（同：3万8000円）、また、5位には『最後から二番目の恋』が挙げられた「極楽寺駅」（同：6万6000円）と『木更津キャッツアイ』の舞台で知られる「木更津駅」（同：6万2000円）が同率で並ぶ結果となりました。