「薄造りの刺身を並べたい」作者の意図に驚き!独特の世界観が込められた器に絶賛の声
「オレ、これがうまいこといったら刺身並べるんだ、、、」
投稿されたのは、まだ完成していない窯で焼かれる前の器の写真です。ものすごくリアルな人の顔、そして上半身の骨が立体的にデザインされているのが驚きですね。こ、これはアートがすぎる…!
「白身にしたら絶対綺麗」
「嫌すぎる!でも近所にあったら買ってまうわ笑」
「白身か赤身かそこが問題」
「なんという芸術」
独特の世界観が込められた器に絶賛のコメントが多数寄せられました。
投稿された山下昇平 公式ツイッX(@yamashitashohey)さんにお話を聞いてみました。
ーー作品は何でできているのでしょうか?
「磁器土になります」
ーーこの作品を作ろうと思ったきっかけは?
「複合的にいろんな要素がありますが、いちばん大きいのは素材との出合いでしょうか。形と使い方(実際に使うかはともかくとして)に耐えうる、両立するところの、ということです。あと、あまり意識していませんでしたが肉親の手術があったことも大きいのかもしれません」
ーー形ができた時の率直な感想は?
「素材との出合いが最近なので、安堵しつつも次回への検証半分というところでしょうか」
ーーお刺身をのせるならどんなお魚をのせますか?
「薄造りを想像しています」
ーー現在の作品作りに影響を与えたものは何かありますか?
「今まで生きてきて触れたもの全てから何かいただいてます」
ーーこれまで作ってきた作品の中で特にお気に入りの作品はどちらでしょう?
「空間から作った個展の展示です。タイトルは『主菜は英雄のお肉』でした」
山下昇平 公式ツイッXさんは「日常にあるいろいろな物や食物の大半が誰かの手を経たものの昨今、それらに込められた意味がもう一度立ち上がるモノが作れたらなと思っています。また、8月19日から9月1日まで、京都のライト商會にて個展予定です。興味ありましたらぜひ」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)