長ーーいノーズの謎新幹線 大宮駅で発見された「試運転」車両の正体は?
新幹線には検査車両のドクターイエロー、East-iなどの他にもさまざまな"レア車両"が存在するようだ。
今、SNS上で鉄道ファンから大きな注目を集めているのは「大宮駅にめっちゃ長い新幹線いた。試運転って書いてるけど何これ。」というカソクキセンパイさん(@AccSempai)の投稿。
側面の行先表示機に「試運転」と表示された艶やかなグレーの車体。先端のノーズは異様に細長く、一般的によく見る新幹線とは一線を画したデザインだ。
カソクキセンパイさんに話を聞いた。
ーーこの車両をご覧になって。
カソクキセンパイ:珍しい車両だなと思って撮影しました。
ーーその正体は?
カソクキセンパイ:フォロワーの方からすぐにALPHA-Xという試験車両であると教えてもらいました。調べたところALPHA-Xは5年前から走っているようですし、大宮によくいるという情報もあります。なぜ私の投稿が今回バズったのか、よくわかりませんでした。
◇ ◇
2019年に登場した次世代新幹線試作車両のALFA-X(新幹線E956形電車)。以来、時速400kmでの走行などさまざまな試験を行っているが、いまだ一般には提供されていない謎多き車両だ。
鉄道ファン達から
「ALFA-Xですね!試験車両でドクターイエロー並にレア車両です。次世代新幹線の実験車両ですが、客車予定もないのが残念…」
「出た…アルファX……見た事ないけど、やっぱ鼻長いな……」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんも駅でレア車両を見かけたことはあるだろうか?
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)