『ONE PIECE』ゾロとサンジ、モテるのはどっち?…「ゾロのストイックさが魅力」「サンジは優しさで圧倒」

週刊少年ジャンプ(集英社)を代表する漫画『ONE PIECE』では、主人公モンキー・D・ルフィが率いる「麦わらの一味」のキャラクターが多くのファンに愛されています。

なかでもルフィの最初の仲間であり、世界一の大剣豪を目指すロロノア・ゾロと、麦わらの一味のコックで、世界中の海の食材が存在するという伝説の「オールブルー」を見つけることを夢見るサンジは、ルフィを支える「両翼」として重要な役割を担っています。

硬派でクールなゾロと優しさと騎士道精神を持つサンジ。対照的なふたりについて、ファンのあいだではしばしば「どちらがモテるのか?」という議論が巻き起こります。ではゾロとサンジではどちらがモテるのか、それぞれのファンの意見をみていきましょう。

まず、常に修行に励みストイックな面が目立つゾロに注目します。硬派なゾロですが、実は作中でも「恋愛フラグ」が立っている女性キャラが多いです。「東の海編」では、ローグタウンにて女剣士「たしぎ」が登場します。たしぎはゾロの亡き幼なじみ・くいなに瓜二つで、海兵という立場からゾロのことを執拗に追いかけることになりました。

また、バーソロミュー・くまの「ニキュニキュの実」の能力によって、シッケアール王国跡地へと飛ばされたゾロは、同じようにくまの能力でシッケアール王国に辿り着いていた「スリラーバーク海賊団」の四怪人のひとり、ペローナに出会います。

ゾロはそこで、世界一の剣豪ジュラキュール・ミホークに稽古をつけてもらうことになりますが、ペローナは文句を言いながらも、ゾロの世話をあれこれ焼いていました。

その他にもゾロは女性に世話を焼かれることが多く、「ワノ国編」でも、光月モモの助の妹である日和に添い寝までしてもらい、かいがいしく尽くされていました。さらに「ドレスローザ編」では、トンタッタ族の女性・ウィッカと行動をともにするなど、硬派な性格とは裏腹に女性に同行するケースが多いのです。

そんなゾロに対して、ネット上ではファンからの「自分が尽くしたいと思う女の子は、ゾロのことを好きになるんじゃないかな?」という意見や「ゾロは敵や味方に関係なくモテるよね……」「女性が本気で惚れるならゾロかも」などの声があがっています。

女性には興味がなさそうなゾロに対して、無類の女性好きとして描かれているサンジは、ゾロに比べると「恋愛フラグ」が立つ相手は少ないようです。

しかし「ホールケーキアイランド編」では、当時の四皇のひとりビッグ・マムの35女であるシャーロット・プリンから恋心を抱かれる様子が描かれています。しかしサンジのほうはプリンからの恋心に気づいておらず、意外にも自分への好意には鈍感なところがあるのかもしれません。

そんなサンジについて、ファンからは「イケメンだし、料理ができて女性にも優しい。圧倒的にモテるよね」「サンジ君とデートしたら楽しいと思う」「付き合ったら自分のことを一番に考えてくれそう!」などの意見が見受けられました。

ファンからのさまざまな意見をみていると、ゾロとサンジにはそれぞれ違った魅力があり、甲乙つけがたいことがわかります。あなたはどちらがモテると思いますか?

(海川 まこと/漫画収集家)

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