「洋食のサラダこそ、箸のほうがええよな」…に共感の声「千切りキャベツとかこれをフォークで?」「サイゼリヤで毎回これなる」

「サラダをフォークで食うたびに、洋食として出されるのに、こんなに箸で食ったほうがええもん無いよな…と思う」

 旅先のおしゃれな喫茶店で食事をした「肘樹@商業新刊が7月末に出る」(@hiziki3)さんが、ついてきたサラダの水菜がフォークでものすごく食べづらかったので思わずこうつぶやいたところ、7.3万を超える「いいね」がつく共感を集めました。

「細い海藻とか千切りキャベツとかついてると『これをフォークで?』ってなりますね」

「なんだかんだで箸が優秀なんだよな。液体以外は」

「よく行く豚ステーキ屋は、付け合わせが千切りキャベツその他なので、みんな最初に肉を切る時だけナイフとフォークで箸に持ち替えてから食べ始める」

「最後に残った葉一枚、刺せもしなければ掬いもできず、というのがたまにある」

「サイゼリヤで毎回これなる」

 今回はサラダが小鉢だったために余計に苦戦したと肘樹さん。

「日本ではサラダをボウル皿で出しますが、あれはナイフフォークのネイティブでもキツイ」

「海外の方でたまにお魚の定食をフォークとナイフだけで綺麗に皮と分離してあり残さず食べてる方がいて(箸を使った形跡なし)極めればきっとフォークでもうまいこといけるんだなと」

などというコメントもあり、平たいプレートにサラダがのっていれば、ナイフとフォークでうまく食べられるようです。ですが、ボウルや小鉢でサラダが提供されることも多く、使い慣れた箸でどんな形の野菜もうまくつまみたいと思ってしまいますよね。

 また、パスタも箸で食べるという人も一定数いました。さらに肘樹さんは「なぜか『ケーキも箸がいいよね』派が多くて驚きました。柔らかいものに関してはフォークの方が強いかと思っていましたが…。私は食事の雰囲気との釣り合いを割合気にしてしまうので、みんな案外大胆な欲望を抱いていたり家で好きにカトラリーを使ったりしてるんだな~と思いました」と話します。

 農林水産省の公式サイトには、「箸が日本で使われ始めたのは、推定で弥生時代~飛鳥時代(3~7世紀頃)とされています。」「7世紀に入ると、中国に渡った遣隋使が、箸を使った食事でもてなしを受けます。そこで、隋からの使節が日本に来た際は、相手国に倣って箸を使って食事をしたことを機に、箸が広まったと考えられています。やがて、箸は徐々に庶民の間にも浸透し、日本で独自の進化を遂げてきました。」と書かれています。自分専用の箸を持つことも日本特有なんだとか。

「なぜかこの投稿が伸びたあとの外食で、サラダ付きの洋食プレートに箸がついてきてものすごく嬉しくなりました。別にフォークだけなのが悪いわけではないのですが、箸へのありがたみが増した気がします」と肘樹さん。あらためて箸を見直す機会になったようです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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