「メタグロスのずぼんぼを作りました」ポケモンキャラをモチーフに作ったのは江戸時代のオモチャ うちわの風で浮く姿が「ほんとにかわいい」
人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクター「メタグロス」をモチーフにして作った江戸時代のオモチャ「ずぼんぼ」の動画が「X」に投稿されました。そこにはうちわからの風にふわり、と宙に浮く様子が映っています。
「メタグロスのずぼんぼ」を作りました。
こんなひと言とともに動画を投稿したのは「cro」(@cro_iz)さんのアカウントです。「ずぼんぼ」とは紙で作った胴体に四本の足を付け、風をおくって浮かせて遊んだ、という江戸時代生まれのオモチャです。croさんに「ずぼんぼ」を作った時のことをお聞きしました。
■「ポケモンで作ったらかわいいのではないかと思いました」
--なぜ「メタグロス」の「ずぼんぼ」を作ろうと思ったか教えてください。
「ずぼんぼ」は雑貨店「中川政七商店」さんの商品で知りました。調べて動物をモチーフにしたものが多いことが分かり、ポケモンで作ったらかわいいのではないかと思いました。四つ足のポケモンで思い浮かんだのがメタグロスでした。また「でんじふゆう」という技を使えるので、浮かぶ動きも合うと思いました。
--「推し」のポケモンなのですか?
メタグロスはゲーム内でてもちにいたこともあり、好きなポケモンの一匹です。 ちなみに推しはメブキジカです。
--作る時に特にこだわった点は?
メタグロスの円盤状のフォルムを作るのに試行錯誤しました。一見してメタグロスだと分かる姿にできてよかったです。次に作ることがあればもっと形を本物に近づけたいです。
■つくり方のコツ、そして遊ぶ時の場所選びも大事
「自分もずぼんぼを作ってみよう!」と思う人に向けて作り方のコツなどはありますか?とcroさんにお聞きすると「紙が厚すぎるとうまく浮かないかもしれません。コピー用紙、和紙などがいいかと思います。私は藁半紙で作りました。画材はなんでも大丈夫だと思います。 牛や虎のような頭部分のある動物で作ると、赤べこのように頭も動いてさらにかわいいと思います」といい、さらに「ポケモンでいうとクレベースやブニャットあたりがおすすめでしょうか…。メブキジカも四つ足なのですが、角の部分で重心が偏ってしまいそうなので工夫が必要だと思います」と話しています。
さらに「動画の通り、後ろが壁に面していないと空気が逃げてしまって浮きにくいです」とcroさんは遊ぶ際の場所選びについてもアドバイスしています。
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今回の動画を見た人たちからは、以下のような声が「引用ポスト」にて届いています。
「これほんとにかわいい」
「これほしい!!!!!!!!!!!!」
「むちゃくちゃかわいいのと、ショート動画の気持ちよさと、うちわがつり球の江の電スタンプラリーの景品だったのでテンション爆アガルカールしました」
(まいどなニュース特約・山本 明)