JALの現役CAが実践…海外ホテルでの「危険回避」チェックポイント 不審者やトコジラミを防ぐ“プロの対策”とは

海外のホテルに宿泊する際は、防犯面や水回り、備品の有無など、気になることがたくさんありますね。世界各国を飛び回り、いわば“海外旅行の専門家”でもあるCA(客室乗務員)さんは、どのようなところをチェックしているのでしょうか。

JALの現役のCA(客室乗務員)さんが、海外のホテルに滞在する際に「注意して見るポイント」を解説しているYouTube動画が、注目を集めています。客室でくつろぐ前に、以下のような点を確認しているそうです。

▽まずはじめに「不審者」がいないかチェック!

部屋に入ったら、まず「不審者」がいないかどうかを目視でチェック。スーツケースを開けるよりも先に「洗面所」「大きなクローゼット」なども含め、全てのドアを開けて確認するそうです。

▽「ベッドバグ(トコジラミ)」がいないかチェック!

南京虫とも呼ばれる「トコジラミ」がいないかも要チェック。点々とした赤黒い点や虫の卵、虫自体がいないかを、ベッドのマットレスの四隅を剥がして確認しているそう。また、滞在先が暖かい気候の国であれば、湿度があってゴキブリが出ることも。一通り部屋を見て、虫の存在を確認しているといいます。

▽部屋の「電話機」が繋がっているかチェック!

会社指定のホテルに滞在するCAさんたちは、イレギュラーな事態が発生した場合の連絡がホテル客室の電話に掛かってくることも。また、海外の滞在中には「モーニングコール」を頼んでいることも多いため、客室の「電話機」が繋がっているかしっかり確認するようです。

▽「お湯がちゃんと出るか」チェック!

海外のホテルで多いトラブルの一つが、「お湯が出ない…」というものです。定期的な工事の影響で「この時間帯はお湯が出ない」というケースや、「たまたま故障していた」ということもしばしばあります。入浴時に困らないよう、入室した際にあらかじめ確認しているそうです。

▽「ケトル・冷蔵庫」など備え付けのものをチェック!

海外では、ケトルが備え付けられていないことも多いため、「折りたたみのケトル」を持ち歩くCAさんもいるそうです。また、冷蔵庫がなくレンタルが必要な国や、備え付けでも故障している場合があるため、これも要チェックです。「アメニティ(歯ブラシなど)」や「ドライヤー」が一通り揃っているかも確認しています。

チェックが全て終わったら、最後に必ず部屋の入り口にあるドアチェーンをかけておくのが大切。また、「避難経路」なども事前の確認が必要だそうです。

   ◇   ◇

この投稿には、「海外で泊まる際、まず不審者がいないかどうか……怖いですね。色々な発見があって、参考になりました」「ホテルの注意点が日本のホテルではあまり考えられないことが多かった」などの声が寄せられていました。

▽出典:JAL 公式YouTube「JAL、サブチャンネルはじめました。」(@JAL-sub)/CAが海外ホテルで注意しているポイントを教えてもらいました

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