レッサーパンダ、手を乗せるチャレンジ成功でドヤ顔!? 「課金させて」「可愛すぎて100回リピートした」と反響
この夏、動物園や水族館を訪れ、可愛い動物たちに癒やされた方も多いのではないでしょうか。そんな中、横浜・八景島シーパラダイスのレッサーパンダ「ネイくん」が今話題になっています。ネイくんが挑戦した「アレ」…それは今SNSで流行中の「手を乗せるチャレンジ」です!
横浜・八景島シーパラダイス公式Xアカウント(@seaparadise)は、「ネイと今流行りの #手を乗せるチャレンジ に挑戦してみた」というコメントとともに、ネイくんが手を乗せる姿を投稿。その動画は瞬く間に拡散され、たくさんのファンが「クッッッッソ可愛いいいいいいいいい課金よ!!!!!!行かなきゃ!!!!」「やったよ~の顔可愛い」「可愛すぎて100回リピートした」などと反応し、「いいね」は4万件を超えました。
■ネイくんってどんな子?
ネイくんとはどんなレッサーパンダなのでしょうか?横浜・八景島シーパラダイスの飼育スタッフにお話を伺いました。
ネイくんはシセンレッサーパンダの雄で、現在6歳。名前の「ネイ」は「ネイチャー(自然)」が由来です。
■「手を乗せるチャレンジ」とは?
ネイくんが「手を乗せるチャレンジ」をするようになったきっかけについても聞いてみました。実はこのチャレンジ、流行に乗っかって始めたわけではなく、ネイくんが普段行っている健康チェックの一環から生まれたものだそうです。
「シーパラのレッサーパンダたちは、健康管理のために、飼育員が右手を差し出すと左前肢を、左手を差し出すと右前肢を出すというトレーニングをしています。これは普段の健康チェックで必要な行動なので、全てのレッサーパンダができる行動です。飼育員が手を差し出す順番を工夫することで、今回のチャレンジが成功しました」とのこと。
ネイくんの笑顔も印象的ですが、レッサーパンダはもともと人に慣れやすい動物なのでしょうか?
「レッサーパンダは警戒心が強く、慎重な行動をとることが多い動物です。大きな音や声に敏感で、高い場所に登ったり、後足で立って周囲を警戒することがあります。決して人慣れしやすい動物ではありません」
しかし、ネイくんが見せるあの自然な笑顔は、日頃から飼育スタッフとの間で築かれてきた信頼関係の賜物だそうです。「ネイが楽しそうに見えるのは、飼育スタッフとのコミュニケーションがしっかりとれている証拠だと思います。笑顔に見えるということは、私たちスタッフにとっても嬉しいことです」と、飼育スタッフも喜んでいる様子です。
ネイくんが挑戦する「手を乗せるチャレンジ」は、健康管理の一環から生まれたとはいえ、その可愛さには誰もが癒やされることでしょう。横浜・八景島シーパラダイスを訪れる際は、ぜひネイくんの愛らしい姿を目に焼き付けてください。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)