写真を撮ったらSNSにあげる? 観光地で人気の顔出しパネル「思い出になる」「恥ずかしい」意見まっぷたつ
旅行先や観光地などで圧倒的な存在感を放つ「顔出しパネル」。実際に顔をはめて写真を撮ったことのある人も多いのではないでしょうか。株式会社NEXER(東京都豊島区)とパネル印刷・等身大パネル製作の『パネルプラス』が共同で実施した調査によると、約2人に1人が顔出しパネルに「顔をはめたことがある」と回答しました。では、印象に残っている顔出しパネルはどのようなパネルだったのでしょうか。
調査は、全国の男女1000人を対象として、2024年7月にインターネットで実施されました。
調査の結果、観光地などで顔出しパネルに「顔をはめたことがある」人は55.5%、「はめたことはない」人は44.5%となりました。
「顔をはめたことがある理由」としては、「その場所ならではのもので、記念に写真を撮りたかった」(10代女性)、「現地に来た感じがあるから」(30代男性)、「旅行や出かけた際の思い出になるので」(30代女性)などの声が寄せられました。
一方、「はめたことはない理由」としては、「恥ずかしい」(10代女性)、「写真をそもそも撮らない」(20代女性)、「旅行は一人でする為、一人でそのようなことをする趣味が無い」(30代男性)といった意見も目立ちました。
続けて、顔出しパネルに「顔をはめたことがある」と答えた555人に、「顔出しパネルに顔をはめて写真を撮ったことはありますか」と尋ねたところ、約9割が「写真を撮ったことがある」(91.9%)と回答。
さらに、「顔出しパネルに顔をはめて写真を撮ったことがある」と答えた510人のうち、「ブログやSNSなどにその写真を載せたことがある」と答えた人は7.6%という結果になり、ブログやSNSに載せる人は少数派であることが分かりました。
最後に、「印象に残っている顔出しパネル」について尋ねたところ、「顔をはめたことがある」と答えた555人のうち、約4人に1人が「「印象に残っている顔出しパネルがある」(25.6%)と回答。
そこで、印象に残っている顔出しパネルはどこのものか、印象に残っている理由などを聞いたところ、「北海道の帯広動物園の顔はめパネル。動物の顔になれて、おもしろかった」(20代男性)、「遊園地。クオリティが低すぎて笑った」(30代女性)、「尼崎の忍たま乱太郎のパネル。ちゃんと製作されていた」(30代男性)といったコメントが集まりました。
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【出典】
▽パネルプラス