「シャッター前に車置かれて車出せない状況がよくあるんですが－－」

日々の暮らしのなかで起こる深刻な悩みについて、X（旧Twitter）に吐露した岡田のぶゆきさん（@nobuyuki_okada）。

自宅の駐車場の前に、誰かが車を放置しています。これでは岡田さんは自分の車を発進することができません。さすがに迷惑ですね。

また、道路交通法では「駐車場・車庫等から３メートル以内の部分」に路上駐車してはいけないことになっています。すなわち、この車の持ち主の行為は明らかな法律違反。

ここでさらに岡田さんは悩ましい現状について語っています。

「警察呼んでも、ナンバーから所有者使用者割り出して、登録されてる電話番号に電話して来なかったら駐禁を切るだけで、レッカー移動してくれません」

今回の車の所有者の方は、警察からの電話を受け、車を移動させてくれたそう。ですが、その時には岡田さんが路駐を発見してから、２０分ほども経っていました。本人に罰金や減点などの罰則が課せられることもなく、損害賠償などの件も「当事者同士で話し合って決めてください」と、警察に言われてしまったそうです。

■これまでにも何度も同じような目に…

岡田さんがこのような事態に見舞われたのは、今回がはじめてではないといいます。岡田さんによると、同様の被害にはここ一年の間で８、９回も遭っており、多い時には半月に一度ほどのペースで見舞われているとのとと。停めてある車の車種も同じではなく、毎回違うものなのだそうです。

それにより、飛行機のフライトや取引先への訪問、食事の予約等に遅れそうになったり、車が出せないので急遽タクシーを使う羽目になったことも。

実害を被りながらも、警察に相談しても有効な対策はしてくれず、途方に暮れている状況－－。身勝手な路上駐車には困ったものです。

そんな深刻な悩みについて、「何か対策ありませんか？」と相談した岡田さん。Xのリプ欄にはたくさんの反響がありました。

「用事がある時に車を出せないと困りますよね」

「僕なら発狂して噛みついてますw」

「バット置いて、『この前に駐車してる車の窓は自由に割ってください』って書いてください」

「カメラを設置して配信中の看板を付けておけば効果があると思いますよ」

「フロアジャッキを買っておくとよいかも。持ち上げて路上のとんでもない所に移動しておくと、警察にメタクソ怒られるので二度としないはず」

「入り口付近にステッカー貼ってコーンを置いたら減るかもしれません」

身勝手なドライバーの行為に対する怒りの声、岡田さんの悩みに対する対策の提案など、さまざまなコメントが寄せられました。

■とりあえずコーンを設置

後日、岡田さんはXを更新。

リプ欄の提案のなかから、カラーコーンを設置する方法を採用してみたといいます。

カラーコーン本体や「駐車禁止」という表示が書かれたカバー、ウエイトを購入し、道路にはみ出さないように設置。

効果があるかどうか、しばらく様子をみて判断したいとのことです。

また、他の提案として、「音や光が出るセンサーを取り付ける」ことや「警察に通報する際に駐禁の取締りを希望する旨を伝える」という方法も、今後試してみたいといいます。

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岡田さんの取り組みが功を奏し、今後迷惑な路上駐車がなくなれば良いですね。

とはいえ、いちばんの問題は、身勝手なドライバーがいることでしょう。その意味で考えると、迷惑を被った本人が悩んだり、その対策のための労力や費用を強いられてしまったりするのは、やはり納得がいかない部分もあります。

少しなら大丈夫とか、人や車が通らない場所だから問題ないなどと、勝手に判断して行動するのではなく、ここで車や搬入があるかも－－といった想像力もはたらかせながら、迷惑な駐車はしないように、各々が心がけることが大切ですね。

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一（RinToris））