よだれがダラダラ、目が赤く充血…見逃さないで!!ペットの「熱中症」に要注意…室内でも発症、警視庁が呼びかけ
気温が高い時期に気をつけたい「熱中症」。警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)は、「人間だけでなく、ペットも熱中症になります」と、過去のポストを再投稿して注意を呼びかけています。その反響は大きく、2000件を超える「いいね!」が集まっています。
犬や猫は体温を調整する力が弱く、暑さや高い湿度が苦手。「高温になる自動車内などは特に注意して下さい」とのこと。また、室内で飼っている場合でも、「エアコンで室温を調整する」「扇風機で空気を循環させる」「飲み水を多めに置く」など、熱中症対策を忘れずにしましょう。環境省・日本気象協会などのホームページを参考に作成したという「症状例・対処法」は、以下の通り。
■▽ 犬や猫の熱中症の症状例
【初期~中期の症状】
・いつもより呼吸が荒く、よだれを沢山垂らしている
・ふらついて歩けなくなり、ぐったりしている
・心拍数があがっている・体温が高い(40°Cくらいを超えると異常)
・目が赤く充血し、歯茎が真っ赤(どす黒く)になる
【さらに進んだ症状】
・下痢や嘔吐を繰り返す
・意識がもうろうとしていたり、消失している
・けいれん発作を起こしている
■▽熱中症になったときの冷やし方
①日陰で涼しく風通しが良い場所に寝かし、水を飲ませる。
②体に濡れタオルを巻く(常温の水を使う)。
③保冷材をタオルで巻いたものや濡れタオルを、首筋の前側・前足の付け根内側・後足の内股に当ててゆっくりと冷やす。
④ 激しい呼吸が落ちつくまで休ませる。
※応急処置を過信せず、早めに獣医に相談しましょう。
この投稿には、「ペットも暑いですからね~気を付けていきましょう」「猫飼ってるので気をつけたいと改めて思いました」などのコメントが寄せられていました。
▽出典:警視庁警備部災害対策課 公式X/人間だけでなく、ペットも熱中症になります