履歴書の作成「パソコン作成派」が約8割 一方…「手書き」がいいと思う理由は?
履歴書の作成において、「パソコン作成派」と「手書き派」ではどちらが多いのでしょうか。株式会社キュービック(東京都新宿区)が実施した「履歴書の作成」に関する調査によると、約8割が「パソコン作成派」であることがわかりました。一方、「手書き派」の人にはどのような理由があるのでしょうか。
調査は、企業の人事・採用担当者553人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
調査の結果、履歴書の作成において「パソコン作成派」(絶対パソコンがいい34.5%、どちらかというとパソコンがいい34.2%)が68.7%となり、「どちらも変わりない」(10.5%)も合わせると、「パソコン作成を許容している」人は約8割を占めました。
一方、「手書き派」(絶対手書きがいい4.9%、どちらかというと手書きがいい15.9%)も20.8%と一定数いることがわかりました。
「パソコン作成派」の380人にその理由を複数回答可で尋ねたところ、1位「読みやすい」(270人)、2位「管理がしやすい」(233人)、3位「応募者側も負担が少ない」(150人)という結果になり、効率面を重視している人が多いことがうかがえました。
一方、「手書き派」の115人にも同様に尋ねたところ、1位「気持ちがこもっている」(65人)、2位「文字から人となりがなんとなくわかる」(59人)、3位「手間な分、入社意欲を感じられる」(50人)となり、こちらは感情面を重視している人が多い結果となりました。