「詰まってるトイレットペーパーはピンクが多い」?…設備業者の投稿が話題に

数あるライフラインのトラブルの中でもなるべく起こって欲しくないトイレの詰まり。

今、SNS上ではそんな詰まりの原因が大きな注目を集めている。

きっかけになったのは「だいたい詰まりの修理に行くと詰まってるトイレットペーパーはピンクのこいつ」との排水管の修理動画を紹介した設備業のMA--kunさん(@msp8888)の投稿。

動画には管の周辺に大量のピンク色の繊維が固まっている様子が。

MA--kunさんに話を聞いた。

ーーピンク色のトイレットペーパーが詰まりの原因になることが多いのでしょうか?

MA--kun:店舗の詰まりなどで呼ばれることが多いのですが、だいたい詰まってるのはピンク色のトイレットペーパーが多い印象です。流した後でのペーパーではどこのメーカーのものか特定できませんが、ピンクのトイレットペーパーの厚手の柔らかいものが多いと思います。

本来トイレットペーパーは水に溶けやすいように作られているのですが、ピンクのものは柔らかく少し厚手で利用者に優しい感じがする反面、溶けると言うより細かくちぎれるイメージがあります。それが管内に蓄積して乾燥、蓄積して乾燥を繰り返し詰まりに繋がるのではないでしょうか。

ーートイレットペーパー以外の要素も詰まりの原因になりますか?

MA--kun:近年、節水トイレが普及しているので使用する量によっては水量が追いつかずに流しきれず管内で留まってしまうことがあります。まずは節水トイレという物に対しての理解を深めることが重要だと思っております。また施工時の管の切断後に内面を面取りしないことも未だに多いため、そのバリにひっかかったり要因はかなりあります。配管、トイレの種類、使用頻度など全てが関わってくるので難しい問題ではありますが水はしっかり流してほしいです。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「びっくりしました。昔の勤務先でピンクのトイレットペーパー使ってたのとよく詰まってたのはもしや関係あるのではと思いました。」

「見た感じこのピンク色はトイレットペーパーを着色した色ではなく、カビ・酵母(おそらくロドトルラ)が繁殖して着色した色に見えます。配管内を流れず滞留していたトレペにカビ・酵母が繁殖した可能性が高いです。水量が足りないか、配管内にトレペが詰まるような溝があったのかもしれません。」

「何故ピンク色のトイレットペーパーが詰まっているのか。それは殆どが『トイレの使い方』に起因している。昔の便器はそうでもないが、最近の節水トイレだと昔からの癖で女性でも『小』をした時にトイレットペーパー使って『小』で流してしまう人が多いんだ。そうなると2リッター程度の水でトイレットペーパーも流そうとするので詰まりの原因となってしまうんだぜ」

など数々の意見や驚きの声が寄せられた今回の投稿。快適にトイレを利用してゆく上でぜひ参考にしたいものだ。

なお今回の話題を提供してくれたMA--kuさんは10月13日に主催の1人として『~N.I.E荷室、イジって、えぇんやで~』というイベントを企画している(会場:岐阜県各務原市かさだ広場)。参加者たちが自作した仕事車両内のスライドレールや、積載した仕事道具を引き出すシステムを一挙紹介。日本内外から工具に拘りをもった人達が集まるイベントなので、ご興味ある方はぜひ足を運んでいただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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