【どんな検索結果が出た?】2人に1人が「自身や知り合いの名前を検索したことがある」
みなさんは、自身や知り合いの名前を検索してみた経験はありますか。株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『SEOの知恵袋』が実施した「名前をGoogle検索した経験」に関する調査によると、約2人に1人が「自身や知り合いの名前を検索したことがある」ことがわかりました。では、どのような検索結果が出たのでしょうか。
調査は、パソコンやスマートフォンで調べものをすることがある全国の50代以下の男女893人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の50.2%が「自分や知り合いの名前をネットで検索したことがある」と回答。そこで、「ネットで検索したことがあるもの」を教えてもらったところ、「自分自身の名前」(35.4%)、「友人の名前」(23.3%)、「家族・親戚の名前」(16.3%)といった回答が上位に挙がりました。なお、「検索した理由」については、以下のようなコメントが寄せられています。
【検索した理由】
▽同姓同名の犯罪者がいたら嫌だと思った(20代女性/自身の名前)
▽珍しい名前なので、同姓同名がいるか知りたかった(40代男性/自身の名前)
▽ネット上でなりすましをされているのではと不安になったから(40代女性/自身の名前)
▽音楽活動をしていたため、どのような評価がされているかをチェックしたかった(10代女性/自身の名前)
▽知り合う前の情報が出てきたりするから(20代女性/友人の名前)
▽長年会っていない友人がどうなっているか気になったから(30代男性/友人の名前)
▽離れて暮らしていた、元スポーツ選手の祖父が亡くなった時のニュースを確認したかったから(10代女性/家族・親戚の名前)
では、気になる検索結果は出たのでしょうか。自分や知り合いの名前をネットで検索したことがある450人に聞いたところ、40.4%が「出た」と回答。
検索結果について、個人を特定できない範囲で教えてもらったところ、以下のようなコメントが寄せられました。
【検索結果について】
▽苗字の発祥地や、個々が何をしている人か(10代女性)
▽出身校や部活動の成績が出てきた。過去の素行も洗い出されていた(20代女性)
▽自分と同じ名前の研究者がいた(20代女性)
▽趣味や旅行などの写真(20代男性)
▽学生時代の部活での成績など(20代女性)
▽連絡が途絶えた人の活躍ぶりを見れて嬉しかった(40代女性)
一方で、「もし自分の名前を知り合いが検索していると知ったらどう感じますか」という質問には、「気持ち悪い」(30代男性)、「謎すぎて怖い」(10代女性)、「必要性がわからない、知りたいことがあれば直接聞けばいい」(20代男性)といった意見が多くみられたほか、「自分の事を気にしてくれて嬉しいと思う」(10代男性)という声も寄せられました。
また、自身の名前を調べた事がある316人に「自身の過去の情報が出たことはありますか」と尋ねたところ、33.2%と3割以上が「自分の過去の情報が出たことがある」と回答しています。自身の過去の情報が出た時に感じたことについて、以下のようなコメントが寄せられました。
▽恥ずかしいことではないので大丈夫だった(20代女性)
▽検索して出てくるのは嬉しくない(30代女性)
▽懐かしいと思って熟読してしまった(40代男性)
▽別に悪い情報ではないが、消えてほしいと思った(40代男性)
▽中学生時代の部活の記録が出てきたけど、正直もう消えていてほしいと思った(20代女性)
▽公募でいろんな賞をもらっているので、こんなものがまだ出ているんだと驚いたり懐かしく感じた(40代女性)
▽不快な内容や知られたくないことが出てきたわけではないので、特に何も感じなかった(10代女性)
▽あることないこと書かれていたが、別に虚偽情報に過ぎないので、何とも思わない(30代男性)
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【出典】
▽SEOの知恵袋/【どんな検索結果が…?】半数以上が「自分や知り合いの名前をネットで検索したことがある」