【レス夫婦】配偶者の「性風俗」利用は許せる? 男性の4割強、女性の約3割が「許容派」と判明

みなさんは、配偶者が「性風俗」を利用することを許せますか。レゾンデートル株式会社(東京都新宿区)が実施した「夫婦のセックスレス」に関する実態調査(第9報)のなかで聞いたところ、レス夫婦の男性の4割強、女性の約3割が「許容派」であることがわかりました。では、お互いに他の異性と恋愛・お付き合いするのを許す結婚の形である「オープンマリッジ」を許容する人はどのくらいいるのでしょうか。

調査は、全国の20~59歳の夫婦間レス当事者男女400人(男性200人、女性200人、各年代50人ずつ)を対象として、2024年1月~2月、7月の期間にインターネットで実施されました。

セックスレス当事者の既婚男女に「配偶者の性風俗の利用」について尋ねたところ、男性は33.0%、女性では48.0%が「許さない」と回答。一方、「許す」(男性16.5%、女性13.5%)と「仕方ないと諦める」(男性28.5%、女性18.0%)を合わせた「許容派」は、男性が45.0%、女性が31.5%となりました。

配偶者が性風俗を利用するのを「許さない」と答えた割合を性・年代別に比較したところ、男性では「20代」が(42.0%)が最も多く、次いで「30代」(40.0%)、「50代」(30.0%)、「40代」(20.0%)が続きました。

一方、「許す」の回答をみると、男性は「20代」「40代」「30代」のいずれの世代も20.0%となったのに対して、「50代」は6.0%と最も低くなっています。

他方、女性回答をみると、「許さない」が最も多かったのは「30代」で56.0%。次いで「50代」(48.0%)、「20代」「40代」(いずれも44.0%)が続きました。

一方、「許す」と答えた割合では、「50代」の34.0%が最も多く、次いで「30代」「40代」(いずれも32.0%)、「20代」(28.0%)が続き、男性と比べて女性は年代に変わらず許容度が低いことがうかがえました。

次に、お互いに他の異性と恋愛・お付き合いするのを許す結婚の形である「オープンマリッジ」について尋ねたところ、男女ともに「同意しない」(男性31.5%、女性40.0%)が最も多く、特に女性では約2割が「むしろ離婚する」(21.0%)と回答しています。

配偶者からオープンマリッジを提案されたことについて「同意しない」と答えた割合を性・年代別に比較したところ、男性では「30代」(44.0%)が最も多く、次いで「50代」(32.0%)、「20代」(28.0%)、「40代」(22.0%)、「50代」(8.0%)と続き、「むしろ離婚する」では「50代」が20.0%と最も高くなりました。

他方、女性回答をみると、「同意しない」が最も多かったのは「50代」で46.0%。次いで「40代」(40.0%)、「20代」(38.0%)、「30代」(36.0%)が続きました。また、「むしろ離婚する」の割合は「20代」が24.0%で最も高くなったものの、ほかの年代も2割前後の結果にとなりました。

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