「忍者ねこ」保護猫が、壁に張りつく瞬間を激写!おもしろポーズを披露する猫たち 飼い主さんに聞いた
「忍者ねこ」
こんな一言と共に猫の画像をポストをされたのは小野一俊(@kazutoshi_ono_)さん。「私の個性はきっと誰かに刺さる」というハッシュタグが付けられています。写真には、忍者のように壁にピタッと張り付いた猫の姿が。まさに「忍者ねこ」ですね!
「凄い壁に張り付いてる」
「表情も冷静そのもの」
「スバイダーニャンですねw」
「重力を克服した超越ニャン」
投稿には、見事なタイミングで撮影された忍者ねこの写真に絶賛のコメントが多数寄せられています。ポストをされた小野一俊さんにお話を聞きました。
ーー写真に写っている猫ちゃんは?
「手前に写っているのはジン君(3歳の男の子)、奥に写っているのがウミちゃん(3歳の女の子)です。ジン君は、いつも元気いっぱいの男の子で、好奇心が旺盛でやんちゃ盛りです。ウミちゃんは、冷静沈着な女の子で、2匹は、同じお母さんから同時に生まれた姉弟で、生後3ヶ月の時に我が家にやってきました」
ーーどのような状況で撮影されたのでしょう?
「奥に写っているお姉ちゃんのウミちゃんと追いかけっこをしていて、その最中を撮影しました。小野が、壁の左側にいたので、それを避けようとして、壁を使って回避した瞬間です」
ーーお写真を見た時の率直な感想は?
「廊下の手前と後ろで重力方向が異なっている、映画のインセプションのような世界が表現できたと満足しております。この写真は、後ろのウミちゃんがいるかいないかで、全く印象が違うので、一緒に写ってくれたウミちゃんに感謝しております」
ーー猫たちの写真を撮影する活動を始めたきっかけは?
「3年前に、たまたま職場の同僚に誘われて訪れた宮城県の猫島の田代島。最初は、猫の写真を結構なめていて、誰でも簡単に撮れるのだろうと思っていたのですが、猫のすばしっこさと、予測不能な動きに四苦八苦。
絶対に上手く撮ってみたいという思いから、段々とのめり込んでいきました。そして、気がつけば、毎週のように田代島に通って猫の写真を撮影するのが日課になりました」
ーージンくんとウミちゃんとの出会いは?
「田代島に通い、だんだん島民の方と仲良くなる中で、島の保護猫施設が2021年度末で閉鎖になるとのことで、生まれたばかりの子猫の貰い手を探していました。この猫島に、何か恩返しをしたいという思いで、引き取った2匹の子猫が、ウチのジン君とウミちゃんです。幸いなことに、この施設を引き継ぐ方が見つかり、この保護施設は現在も運営しています」
ーーたくさん写真を撮影されて、思う猫ちゃんの魅力とは?
「猫の躍動的な動き、『えっ!こんなことをするの』というような、奇想天外な行動が魅力的なところかなと思います」
小野一俊さんは「現在CanDoで、ウチのジン君とウミちゃんの2025年用のカレンダーが発売されいます。よろしければ手に取っていただければと思います」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)