法事で読経中、仏壇の棚が突然ガラッと開いた!ホラーと思いきや…まさかの展開に25万人が驚き「話は聞かせてもらったニャー!」

法事の最中に起きた予想外の出来事をつぶやいたポストがX(旧Twitter)で大きな注目を集めた。

「昨日法事だったんだけど、お坊さんがお経あげてると仏壇下の収納が突然ガラッと開いて猫が出てきた」

そんなつぶやきと共にXに投稿されたのは、1枚のゆるふわなイラスト。そこに描かれていたのは、読経中のお坊さんの前にある仏壇の下、収納棚の扉をガラッと勢いよく開け、驚くお坊さんを見つめる……猫ちゃん!投稿には、25万以上のいいねがついた。

「まさかのそこから!?」「怖い話かと思ったらもふもふな話だった」と、予想外の展開に多くの声が寄せられた。

■「お経、聞かせてもらったニャー!」

「猫『話は聞かせてもらった!』(ガラッ」

「にゃむあみだぶつニャ」

「猫が出てくる収納欲しい…」

「多分、故人もお喜び」

猫ちゃんの飼い主、秋鱈屋メル(@akitaraya)さんに伺ったところ、法事が始まってしばらくした頃、仏壇の下から物音がしたという。

「お坊さんが異変に気づき、お経を止めたタイミングで扉が開きました。お経が聞こえてきたので、猫は興味津々で顔を出した…という感じでした」

そもそも、なぜ仏壇の収納棚のなかに猫がいたのか?実は法事が始まる前、愛猫が仏壇の下の収納棚のなかで寝ていることに気づかず、扉を閉めてしまったことが原因なのだという。

「猫が出てきたのを見て、お坊さんは笑いながら猫を撫でて、法事は問題なく再開されたのですが、猫の方が撫でられ足りなかったみたいで、お坊さんの周りをウロウロしていました」

■猫好きのお坊さんと、構ってほしい猫ちゃん

ありがたいお経を聞き、興味津々で仏壇から出てきた猫ちゃんは、「人見知りしない子で、猫好きの人には自分から撫でられにいくタイプ」なのだそう。

実際、物音がするたびに「猫!?」と、期待を込めた声でつぶやいていたというお坊さんの様子に、「お坊さんが猫好きだと察知したみたいで、ずっと構って欲しそうでした」と、飼い主さん。

「実はお坊さんも猫を飼われていて、大の猫好きです。法事中はお経の合間にちょっと触る程度だったのですが、終わってから思いっきり撫でていらっしゃいました。猫もたくさん構ってもらえて満足気でした」

■来年も再来年も…「猫」の乱入を希望

仏壇の下から突然、「猫」が登場したことで、今年の法事はいつもとまったく雰囲気が違ったそうだ。

「いつもはお茶を出すタイミングやお布施を渡すタイミングをドキドキしながら見計らっているんですが、今回は猫のおかげで、飼い猫の写真を見せ合いながらお茶を淹れ、お布施もすんなり渡せたのでまったく緊張しませんでした。毎回猫に乱入してほしいです」

今回、「仏壇から登場した猫ちゃんと、驚くお坊さん」を描いたゆるふわなイラストの可愛さに、「このゆるさたまらん」と悶絶する人も続出した。

「四足歩行で扉を開ける猫を描けず、二足歩行で妥協したんですけど、こんなにたくさんの方に見られてしまうなら、もっと頑張って描けばよかったと反省してます(笑)」と、語っていた秋鱈屋メルさん。秋鱈屋さんがデザインした、ゆるふわなワンちゃんのイラストが可愛いTシャツもぜひチェックを。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)

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