猫風邪で目が癒着していた子猫→幸せそうな“むちっころ”に成長 「愛情を持って育てれば可愛くなるんです」と飼い主さん

保護当時、猫風邪で辛そうな表情だったねんねちゃん(3歳・メス)は、現在、艶やかな毛並みで愛らしい姿に。「これがこうなる」とXに投稿したのは、たぬKIKIさん(@tanutanu_cat)。見ているだけで嬉しくなってしまうねんねちゃんのビフォーアフターの写真は、大きな反響を呼びました。

たぬKIKIさんにお話を伺いました。

ーー保護の経緯について教えてください。

「娘夫婦が交通量の多い道路をフラフラ歩いている子猫を見つけ、轢かれそうになっているところを保護しました。診察を受けて元気になったのですが、娘夫婦の住まいはペット不可の賃貸だったため、悩んだ末に我が家で引き取ることにしました」

ーー保護当時、かなりひどい状態だったんですね。

「そうですね。猫風邪で目が癒着していて、もしかしたら目が見えないかもしれないと言われました。でも、目薬などを続けたことで回復し、今ではすっかり元気です。ガリガリで衰弱していたので育てられるか不安でしたが、こんなに可愛くなるとは思いませんでした」

ーー名前の由来は?

「保護当時、あまりにも酷い状態だったので、とにかく可愛い名前をつけてあげたくて『ねんね』にしました。人懐っこく、先住の3匹の猫にも可愛がられて、今では猫たちとも仲良く元気に育っています」

この投稿には、「ねんねちゃん、むちっころで幸せそう」「うちも保護猫を育てているので、とても励まされました」など、多くのコメントが寄せられ、「いいね」は5.2万件にも達しています。

たぬKIKIさんは、「どんなに酷い状態でも、愛情を持って育てればこんなに可愛くなることを知ってほしい。これから猫を飼う人には、保護猫という選択肢について考えてもらえたら」と話しています。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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