犬の夫婦ゲンカでケガ!?「ここをやられた…」足をひょこひょこ見せにくるも「いつも同じ左足…」
10歳になるマルチーズの男の子、ハルくんと、14歳になるトイプードルのココちゃん、そして2匹の娘、8歳になるマルプーのひまわりちゃんの3匹と暮らす、飼い主のハルくん(@9Z8lquSv8B3FMpN)さん。
この日、ハルくんとココちゃん夫妻の間で争いが発生。ケンカは毎回ハルくんが優勢で、この日も敗者はココちゃんでした。
すると、「ママ、ハルくんにやられたの、ここをやられたの……」と言わんばかりに、負傷箇所を飼い主さんに見せに来たココちゃん。
飼い主さんがX(旧Twitter)に投稿した動画には、左前足を痛そうに見せながら、飼い主さんの方にひょこっひょこっと歩いてくるココちゃんが映っていました。
飼い主さんによると、実はこれ、まったくどこも負傷しておらず、なんと、ココちゃんの「演技」(仮病)なのだそうです。
「このあざとい演技がたまらなく面白くて撮影に成功したのでポストしましたです」「心配してあげないと不機嫌になります」「でもちょっとやり過ぎです(笑)」と、Xに投稿していた飼い主さん。驚きと同情のコメントが殺到しました。
■負傷箇所はいつも同じ
「審判にアピールするサッカー選手!?」
「演技なの!?すごっ!」
「めちゃ負傷してるわ!これは病院行かないとw」
「どこでこの技覚えたんでしょうか。上手」
「次はドラマデビューだ」
飼い主さんに伺ったところ、「ケンカではハルくんの方が強く、ココちゃんはいつも押され気味です。ケンカは毎回突然始まるため少し遅れますが、飼い主がすぐに止めに入ります」とのこと。そして、ココちゃんの負傷箇所は毎回、今回と同じ「左前足」なのだそうです。
「ハルくんとのケンカではほぼ毎回、ココちゃんの『仮病』が発動します。初めてこの状況を見た時は焦ってしまい、すぐに動物病院に連れて行きました。いろいろと検査をしてもらったのですが、どこも異常なしということで、少し様子を見てくださいと言われました」(ハルくんさん)
■夫婦喧嘩を毎回止めてくれる「心優しい娘犬」
3匹のなかでいちばん甘えん坊だという、ココちゃん。ケンカでは夫犬のハルくんに勝てませんが、「演技」(仮病)で飼い主さんの同情をひく頭脳派です。
「仮病の後は、ココちゃんはずっと私に甘えています。ハルくんはそれを少し離れたところからジッと見ています。毎回この展開です……。娘のひまわりさんは、2匹のケンカが始まった途端すぐに間に飛び込み、止めに入ってくれます。私が止めに入る頃にはすでにひまわりさんが間に入ってくれているので、いつも助かっています」(ハルくんさん)
飼い主さんによると、「仮病」を発動した後のココちゃんは、「よしよしすると普通に歩き出す」のだそうです。そして、演技をするのはココちゃだけで、「ハルくんとひまわりさんが演技をするところは見たことがないです」とのことでした。
なお、日頃から人間の反応をよく観察しているペットたちが、仮病のように「演技」をして人間にアピールするケースは少なくないようです。同様の経験談を綴ったリプライもたくさん寄せられていました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)