小中学生の2割が眠る直前までスマホを使用 過半数が睡眠不足を実感

ニフティ株式会社(東京都新宿区)は、同社が運営する子ども向けサイト『ニフティキッズ』にて、「睡眠」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、小中学生の6割弱が「睡眠時間が足りていない」と回答しました。また、小中学生の5人に1人が「眠る直前までスマホを使用」していることがわかったそうです。

調査は、同サイトを訪問した小中学生2837人を対象として、2024年7月~8月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「平日の睡眠時間」を尋ねたところ、小学生では「8時間」(29.6%)や「9時間」(24.1%)、中学生では「7時間」(27.7%)と「8時間」(24.9%)に回答が集まりました。

その一方で、「睡眠時間は足りていますか」という質問には、小学生で51.7%、中学生では64.9%が「足りていない」と回答しています。

そこで、「睡眠時間が足りていない」と答えた人にその理由を教えてもらったところ、「なかなか寝つけない」(58.2%)が最多となったほか、「YouTubeなどの動画を見ている」(41.3%)や「スマホをいじっている」(32.3%)といった回答も上位に挙がったことから、スマホなどで脳が刺激を受けていることも寝つけない原因のひとつとなっていることがうかがえました。

また、「睡眠が足りていないことの影響」としては、「朝起きられない」(68.7%)、「あくびが出る」(65.5%)などが上位を占めたほか、「集中できない」(40.9%)、「いらいらする」(32.6%)といった回答が続き、学校生活への影響は少なくないことが明らかとなりました。

睡眠時間が足りていない理由として「動画視聴」や「スマホをいじっている」という人が多いことを受けて、スマホを「寝るどのくらい前まで使っていますか」と尋ねたところ、「眠る直前まで」(21.1%)が最多となり、なかには「スマホを触りながら寝落ちする」(6.1%)という人もみられました。

さらに、「スマホでしていること」については、「LINE・メール」(26.6%)、「動画を見る」(26.5%)、「SNS(X・Instagram・TikTok)」(17.5%)、「ゲーム」(8.6%)といった回答が挙げられました。

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