【既婚男女1285人のホンネ】結婚を後悔した理由「セックスレス」「行動を制限される」「自分ばかり我慢している」
みなさんのなかには、少なからず「結婚を後悔している」という人もいるのではないでしょうか。ノマドマーケティング株式会社(東京都渋谷区)が実施した「結婚」に関する調査によると、結婚を後悔している理由は「セックスレスになったから」が最多となりました。では、「離婚」まで考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
調査は、結婚を後悔したことがある全国の30~59歳以下の既婚男女1285人(うち有効回答数1141件)を対象として、2024年9月にインターネットで実施されました。
結婚を後悔したことがある既婚男女に、結婚を決めたときに、パートナーに対して「不安・妥協点はありましたか」と尋ねたところ、「不安・妥協点があった」と答えた人は全体の71.6%となりました。
具体的な「不安・妥協点」としては、「価値観が合わない」(233人)、「性格」(226人)、「見た目」(211人)、「相手の家族」(204人)などが上位に挙がっています。
また、「結婚を後悔した理由」について、男女で特に差が大きかった項目をみると、「セックスレスになった」(男性258人、女性139人)と「行動を制限される」(男性114人、女性92人)では男性のほうが多くなった一方、「自分ばかり我慢している」(男性98人、女性222人)や「大事にしてもらえない」(男性126人、女性192人)、「金銭感覚が合わない」(男性109人、女性199人)、「恋愛感情がなくなった」(男性116人、女性184人)などでは女性のほうが多くなっています。
では、これまでに「離婚」を考えたことがある人はどのくらいいるのでしょうか。調査の結果、「離婚を現在考えている」(男性146人、女性182人)は28.7%、「過去に考えたことがある」(男性276人、女性332人)は53.3%、「考えたことはない」(男性118人、女性87人)が18.0%という結果になりました。
また、「もし人生をやり直せるとしたら」と仮定したうえで、「今のパートナーと結婚したい」と答えた人は28.7%にとどまり、「今のパートナーと結婚したくない」(71.3%)が7割以上を占めました。
最後に、「どうすれば結婚を後悔しないと思いますか」と尋ねたところ、「価値観を確かめる」(523人)、「勢いで結婚しない」(441人)、「言いたいことを言い合う」(426人)などが上位に挙がり、価値観のすり合わせが非常に大切であることがわかりました。