衣替えの「しまい洗い」…いつもの洗い方ではダメなの? ニオイ・黄ばみ・虫食いを避ける方法、メーカー解説

衣替えの季節に、長い間しまい込んだ服をクローゼットや衣装ケースから出したとき、「黄ばみ・ニオイ・虫食い」などで困ったことはありませんか?洗濯などに関するお役立ち情報を発信中の洗剤メーカー「泥スッキリ本舗」の公式インスタグラムアカウント(@sukkiri_sentaku_kaji)が、この原因や対策について紹介し、注目を集めています。

■「しまい洗い」には、洗浄力の高い「粉末洗剤」を!

普段の洗濯なら気にならない汚れも、長い間しまい込まれる間に、汚れが変質して黄ばみやニオイを発します。しまう前にしっかり汚れを落としましょう。ポイントは以下の通り。

①湿気の少ない晴れた日に行う

晴れた日のほうが衣類がよく乾くのはもちろんですが、湿気の多い日に衣類をしまうとタンスや衣装ケースに湿気を溜めてしまうので、カビやニオイの原因になります。

②洗浄力の高い「粉末洗剤」がおすすめ

一般的に液体洗剤よりも「粉末洗剤」のほうが洗浄力が高く、酸素系漂白剤も「粉タイプ」のほうが効果が上。しまい洗いは「粉末洗剤」で洗う方が効果的です。

③40~50°Cのお湯で皮脂汚れを落とす

皮脂汚れを落とすなら「お湯」を使うことで洗浄力アップ。ただし、熱すぎるお湯は本類を傷めることがあるので、洗濯表示の上限温度に従いましょう。皮脂汚れを落とすには40~50°Cのお湯が目安。

④つけ置き洗いで頑固汚れを落とす

頑固な汚れを落とすなら、繊維の奥の汚れを溶かし出すために20分ほどつけ置くのがおすすめ。また、少し手で揉んで洗剤液を行き渡らせるとより効果的です。

⑤注水すすぎで2回以上しっかりすすぐ

洗剤成分が衣類に残っても黄ばみに変化してしまうので、たっぷりの水でしっかりと洗い流しましょう。しまい洗いでは洗濯機の設定を注水すすぎにして、最低でも2回、できたら3回がおすすめ。

⑥しっかり乾いた状態にする

衣類に湿気が残るとカビの元に。取り込み時間が遅くなると夕方の湿気を吸ってしまうので、日中の早い時間に取り込みましょう。仕上げに除湿機・乾燥機も活用してもOK。

⑦収納時は除湿剤と防虫剤の併用を

しまう時はタンスや衣装ケースの中も「湿気対策」が大切。また、虫を寄せ付けないよう防虫剤も入れると安心です。

▽出典:泥スッキリ本舗 公式インスタグラム/大切な服を来年まで守る!「しまい洗い」のポイント

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