使わなくなったスマホ、2人に1人が「自宅に保管」 下取りや売却をせずに自宅に保管する理由は?
みなさんは、機種変更などで「使わなくなったスマホ」をどうしていますか。株式会社NEXER(東京都豊島区)とスマホ買取を行う『ダイワンテレコム』が共同で実施した調査によると、2人に1人が「自宅に保管している」と回答したことがわかりました。では、下取りや売却の選択肢があったにも関わらず、自宅に保管している理由にはどのようなことがあるのでしょうか。
調査は、スマホの機種変更や乗り換えの経験がある全国の男女849人を対象として、2024年9月~10月の期間にインターネットで実施されました。
はじめに、機種変更や乗り換えで「使わなくなったスマホは主にどうしていますか」と尋ねたところ、半数以上の人が「自宅に保管している」(55.5%)と回答。以下、「下取りに出した」(17.3%)、「サブ機として活用している」(14.6%)が続きました。
「自宅に保管している理由」としては、「いつか使うかもしれない」(10代男性)、「売るのが面倒」(20代女性)、「勿体無いから」(20代女性)、「個人情報が不安」(30代女性)といった意見が多く寄せられました。
続けて、「自宅に保管している」と回答した471人に「下取りや売却の選択肢はありましたか」と尋ねたところ、19.7%が「あった」と回答。下取りや売却の選択肢があったにも関わらず、自宅に保管している理由としては、「どこに売るのが一番よいかわからなかった」(20代女性)、「たいした金額にならない」(30代女性)、「データ流出が怖い」(30代女性)などの声が寄せられています。
自宅に保管している理由として「個人情報の流出が怖い」という意見が多くみられましたが、その恐れがなければスマホの買取を検討するのでしょうか。
この質問に対しては61.6%が「検討する」と回答。その理由として「確実に安全ならば、お金に変えたい」(30代女性)、「家にあっても仕方ないから」(20代女性)「自分でデータ削除ができないため」(30代女性)などの声が寄せられました。
一方、個人情報の流出の恐れがなくても「検討しない」(38.4%)と答えた人からは、「手元にあれば触るだけでも懐かしい気持ちになれる」(20代男性)、「カメラの代わりに使いたい」(30代男性)、「個人情報の流出だけでなく、昔の写真も無くなるのが嫌」(30代女性)といった意見がみられたそうです。
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【出典】
▽ダイワンテレコム