既婚女性のストレス、物価高とリンク? 削った品目は食事、美容、趣味
株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市北区)が発行する生活情報誌『サンキュ!』は、このほど「第2回サンキュ!女性の健康とストレス調査」の結果を発表しました。同調査によると、ストレスを感じている既婚女性のうち、9割以上が「物価高」の影響を感じていることがわかりました。また、物価高により影響を受けているカテゴリは「食事」が最多となりました。
調査は、全国の20~50代の既婚女性517人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。
その結果、全体の4人に3人が「現在、ストレスを感じている」(とても感じている26.7%、やや感じている48.2%)と回答したことがわかりました。
また、ストレスを感じている387人のうち、95.6%が「物価高の影響を感じている」と回答しています。
さらに、「物価高により、家庭生活に影響を受けている」(とても影響を受けている41.0%、まあ影響を受けている48.9%)と答えた人が89.9%に上りました。
そこで、「物価高により影響を受けているカテゴリ」を聞いたところ、「食事」(88.9%)が圧倒的多数となり、次いで「美容」(57.1%)、「趣味」(51.8%)が続きました。一方、「健康」に影響を受けていると回答したのは29.6%で、「風邪をひいても病院へ行かなくなった」「歯科の検診に行かなくなった」といった声が多く聞かれたそうです。