絶体絶命…3位電車の中 2位クルマの運転中 「突然の便意で困った」7割が経験あり

みなさんは、「突然の便意で困った経験」はありますか。大幸薬品株式会社(大阪市西区)が実施した「お腹トラブル(下痢・軟便)」に関する調査によると、約7割の人が「突然の便意で困った経験がある」と回答しました。では、下痢などになりたくない場面にはどのような場面が挙げられたのでしょうか。

調査は、全国の16~69歳の男女2350人(各都道府県均等割付)を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の57.4%が「日ごろからお腹のトラブル(下痢・軟便)に悩まされている」と回答し、「おならかと思ったら下痢で出てしまったことがある」「「大事な資格試験中に下痢になり途中退席することになった」といった声が寄せられました。

さらに、「突然の便意に困ったことがある」と答えた人は72.2%。都道府県別では「東京都」(86.0%)、「千葉県」(82.0%)、「埼玉県」(80.0%)、「神奈川県」(78.0%)など首都圏1都3県の平均は81.5%と平均より10%近く高く、他の地域よりも突然の便意に困った人が多い傾向がみられました。

また、「突然の便意で困ったことのあるシチュエーション」としては、「トイレが近くにない場所(外等)にいるとき」(39.0%)、「車の運転中」(25.0%)、「電車などの交通機関に乗車中」(18.5%)などが上位に挙げられています。

続けて、「下痢の対処のために普段から心がけていること」を教えてもらったところ、「体を冷やさないようにする」(23.8%)、「規則正しい生活習慣をする」(19.1%)、「トイレの位置を把握しておく」(17.7%)などが挙げられたものの、最も多かった回答は「特に心掛けていることはない」(36.6%)となり、日ごろからお腹のトラブルに悩む人は約6割、突然の便意で困ったことがある人は7割以上いるにも関わらず、対処方法として、即効性のある対策はあまり取られていないことがわかりました。

また、「下痢になりたくない場面」については、「長距離の移動中(高速バス、新幹線、飛行機など)」(49.1%)、「しばらくトイレがない道路を運転している時」(48.9%)、「渋滞中」(45.4%)といった突然の便意で困ったとき同様、“移動時”が多い結果となりました。

なお、「お腹のトラブルの市販薬を普段から持ち歩いている」と答えた人は22.3%となり、最も多い「栃木県」(34.0%)でも3割程度にとどまる結果となりました。

最後に、「お腹のトラブルの市販薬に求めること」を聞いたところ、「すぐに腹痛・下痢が止まる」(38.9%)、「価格が手頃」(29.5%)、「水なしでも飲める」(28.1%)といった意見が上位に並びました。

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