音楽は好きなんだけど、楽器も習ってみたいけど…「費用が高い」を超えた最大の壁は

みなさんは、楽譜を読むことができますか。語学学習アプリ『Duolingo』を提供するDuolingo, Inc.(東京都渋谷区)が実施した「算数・数学と音楽教育」に関する実態調査によると、6割強の人が「楽譜が読めない」と回答したことがわかりました。また、音楽を学ぶにあたって、障害となるものについては、「費用(楽器や教材の購入費用)が高い」が最多となったそうです。

調査は、全国の20~60代の男女2000人を対象として、2024年10月にインターネットで実施されました。

調査の結果、「音楽教育を義務教育以外で受けたことがない」と答えた人が6割以上を占めることがわかりました。さらに、全体の65.9%が「楽譜を読めない」と回答したほか、「日常的に楽器に触れる機会がある」(8.1%)と答えた人は1割にも満たない結果となりました。

続けて、「音楽を学ぶにあたって、障害となるものは何だと思いますか」と尋ねたところ、「費用(楽器や教材の購入費用)が高い」(36.2%)が最も多く、次いで「防音環境がないなど、練習場所の確保できない」(28.6%)、「楽譜の読み方がわからない」(27.9%)、「継続するためのモチベーションを保つのが難しい」(25.3%)などが挙げられました。

また、費用面について、実際に音楽を学んだ経験がある人に「月額をいくら支払っていましたか」と聞いたところ、「2001円~5000円」(23.8%)、「5001円~1万円」(22.8%)、「1万1円以上」(8.8%)など、月々の習い事における金額の幅は見られるものの、最低でも年間「2万4000円」、多い人で年間「12万円以上」も学校外の音楽教育に費用をかけていたことがわかりました。

最後に、「楽しく簡単に楽譜の読み方や音楽を学べる方法(ツール)があれば、やってみたいと思いますか」という質問に対しては、全体の42.1%が「そう思う」と回答し、「リラックスやストレス解消」「音楽が好きで、より深く関わりたいから」などの声が多数寄せられたそうです。

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【出典】

▽Duolingo 調べ

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