仕事で重視すること…関西人は「何よりも楽であること」 関東人は「ワークライフバランス」

働くうえで重視することに関西と関東で違いがみられることが株式会社NEWONE(東京都千代田区)による「働きがいと働きやすさ」に関する調査でわかりました。それによると、関東地方で働く人は「ワークライフバランス」を重視する傾向にある一方、関西地方では「何よりも楽であること」を重視する傾向がみられたそうです。

調査は、20代~40代の会社員533人(関東437人、関西96人)を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

「働くうえで重視すること」を尋ねたところ、関東地方は「ワークライフバランス」(全体48.0%、関東地方51.0%、関西地方34.3%)が多くなった一方、関西地方では「何よりも楽であること(負荷・ストレスが少ない・時間が短い・家から近いなど)」(同22.8%、同21.0%、同31.2%)のほか、「共に働く仲間」(同13.3%、同10.9%、同13.5%)の割合が多くなりました。

また、「働きがいが上がる要因」について見ると、関東地方は1位「仕事をする中で達成感を得ている」、2位「自職場の提供価値は意味あるものだと感じている」、3位「今の仕事は自身の成長につながっていると思う」など、仕事の意味や価値、成長についての項目がTOP3となりました。

一方、関西地方では、1位「これからも自職場の仲間とともに価値を生み出していきたい」、2位「仕事をする中で達成感を得ている」、3位「仕事面で真似をしたいロールモデルが周りにいる」がTOP3にランクインしたほか、関東地方では見られなかった「互いの意見を尊重しあう風土がある」という意見も7位にランクインしており、全体の傾向として、より周囲との人間関係構築を重視している傾向が見て取れました。

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【出典】

▽NEWONE調べ

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