超大物ラッパーのサイン、個性的すぎて誰も信じてくれない! 「日本語に見える」「子どもが初めて書いた字かと」ネット騒然
■「今さっき、カニエ・ウェストからサインをもらったんだけど周りの友だち信じてくれなくてやばい」
そんなコメントとともにX(旧Twitter)で公開された1枚の写真が大きな反響を呼んでいます。
投稿したのは、喜屋武(@Musicismyllfe)さん。写真には、アメリカ出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、ファッションデザイナーの「カニエ・ウェスト(Kanye West)」さんによるサインが書かれた色紙が写っています。
一般的に、著名人のサインは自身の名前を崩して書くタイプのものが多くひと目で誰のものか判別するのは難しいことが少なくありません。ところが、カニエ・ウェストさんのサインはその想像をはるかに上回るものでした。
色紙に書かれているのは、日本語のカタカナを模したように見えるものと、その下に丸みを帯びたイラストのように見えるものがふたつ……。そのカジュアルかつキャッチーすぎるサインを、『世界的に有名なカニエ・ウェストさんと偶然、街中で出会い、もらうことができた』という喜屋武さんの報告に対して「にわかには信じられない」と友人らが反応を示すのも無理はありません。
このサインがXで公開されると、約16万件の“いいね”が集まる大反響を呼びました。当時、どのような状況だったのでしょうか? 喜屋武さんに詳しいお話を伺いました!
■ダメ元でサインをお願いしたら奇跡が…! その後どうなった?
ーー撮影時の状況を教えてください。
「サインをもらったのは、10月30日の夜23時過ぎです。この日は、東京の表参道で開催予定だったファッションイベントに出かけましたが、あいにく中止に。仕方なく、帰ろうとしたところ、突然、周囲がざわつき始めたのです。すると、カニエ・ウェストさんがいることに気づきました」
ーーご友人からはどのような反応があったのでしょうか。
「SNSで報告したところ、『誰?』『落書き?』と返信がありました」
ーー本投稿の続きには「証拠動画」も公開されていましたね。サインをもらったときの感想は?
「本当にもらえると思っていませんでした。当時、別件があったため、たまたま色紙を持っていたのです。カニエ・ウェストさんに声をかけたのは、ほぼダメ元だったので、こちらに近寄って来てくれてサインをしてくださったときは、正直、震えました」
ーーSNSでも大きな話題になりましたね。
「予想以上に拡散されて嬉しかったですが、思わぬハプニングも。尊敬している上司にこの投稿を知られてしまいました。とても恥ずかしいです」
◇◇
リプライには、過去にカニエ・ウェストさんがもらったサインを投稿する人も続出。そのどれもひとつとして同じものがないほど個性的です。「地味に日本語のように見えますねw」「これだけ見せられたら信じないかもwwww」「子どもが初めて書いた文字かと思った」など驚く声のほか、サインを解読しようとする声も。「KとW? オと四に見えるけど」「『オツ』に見えます」「オワタですね」など、さまざまな見方が集まり、盛り上がりを見せています。
実は、喜屋武さんはこのほかにも著名人のサインを所有。総合格闘家の選手の「平本蓮」さんやアメリカの音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、トラックメイカー兼DJの「スクリレックス(Skrillex)」さんのサインとともに、カニエ・ウェストさんのサインも大切に飾られているそうです。
幸運の持ち主といえる喜屋武さんのサインコレクション、これからどのような広がりを見せるかとても楽しみですね。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)