【愛が足りない!】恋愛や性生活の満足度 インド、メキシコは76% 日本は調査31カ国最下位

日本は「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」の満足度が31カ国中最下位--そんな調査結果が世論調査会社のイプソス株式会社(東京都港区)による「恋愛満足度調査2024年版」でわかりました。また、「パートナーや配偶者との関係」の満足度についても30位となり、世界各国と比べると、極めて満たされていない状態であることが明らかになりました。

調査は、世界31カ国の2万4269人を対象として、2023年12月~2024年1月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「恋愛や性生活」の満足度を調べた結果、世界平均は62%で、同率1位は「インド」と「メキシコ」(いずれも76%)。「日本」(37%)は31カ国中最下位でした。

また、「愛されていると感じること」の満足度においても「日本」(51%)は最下位となり、30位の「イタリア」(63%)から12ポイント離されました。世界平均は74%で、同率1位は「コロンビア」と「ペルー」(いずれも86%)となっています。

さらに、「パートナーや配偶者との関係」の満足度は「タイ」(92%)が1位となり、世界平均は83%。「日本」(69%)は最下位ではなかったものの30位と低迷し、最下位は「韓国」(68%)でした。

日本人の男女別の結果を見ると、「恋愛や性生活」の満足度は「男性」が31%、「女性」は42%、「愛されていると感じること」の満足度は「男性」が45%、女性は56%と、いずれも男性の満足度は女性に比べて10ポイント程度低くなりました。

他方、「パートナーや配偶者との関係」の満足度においては、「男性」が72%、「女性」が67%と、男性が5ポイント高い結果となっています。

また、世代別の結果を見ると、「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」「パートナーや配偶者との関係」いずれの項目も「ベビーブーマー世代(1945~1965年生)」(42%、56%、73%)が1位に。

他方、「Z世代(1996~2012年)」では「恋愛や性生活」(25%)と「パートナーや配偶者との関係」(52%)において、他の世代と比べると満足度が10ポイント以上低くなり、「愛されていると感じること」(50%)では他の世代と大きな差は見られませんでした。

これらの調査結果について同社は「恋愛に関する感情表現や態度を明確に表すことが苦手という日本人の国民性も少しは影響しているようにも思います」とコメントしています。

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