生後1カ月で保護された猫が9歳に…シニア期の今も「たくさん甘えさせてあげたい」後輩猫とも仲良し
ショコラちゃんは、X(旧Twitter)ユーザー・るなさん(@shokola_runa)の家族となった愛猫です。
里親募集に出されていたショコラちゃんに目が留まったのがきっかけでした。当時、るなさんは、ひと目で運命を感じ、ショコラちゃんを迎え入れといいます。
「出会ったとき、ショコラは、生後推定1カ月ほどでした。里親募集を目にして、すぐに連絡。我が家の一員としてお迎えしました」
こうして、ショコラちゃんと飼い主さんの新しい生活が始まったのです。
■家での新しい生活と猫の変化
飼い主さんは、しばらくの間、ショコラちゃんと二人三脚で暮らしたあと、パートナーとなる人と出会い、ともに暮らすようになりました。
家族が増え、ライフスタイルが変わってもなお、ショコラちゃんが生活の中心であることに変わりありません。
「パートナーとの間で、猫の話題がよく上がります。まさに、猫中心の生活です」
その後、新たな保護猫『るな』ちゃんも家族の一員に。当初、ショコラはとても驚いた様子だったといいます。
「ショコラとるなを、ケージ越しに合わせたところ、最初は威嚇するなど警戒していました。でも、少しずつショコラがケージの前にいる時間が長くなったのです。そして、だんだんとるなに慣れていきました」
ショコラはちゃんは、毎晩、飼い主さんのベッドで一緒に眠っていますが、そのいつもの光景にも変化がありました
「ある日、るなもベッドにやって来たのです。ショコラとるな、ふたりそろって一緒に眠りました。とても嬉しかったのを覚えています」
■ショコラちゃんへの思いとこれからの願い
ショコラちゃんは、とても甘えん坊でお姫様のような女の子。飼い主さんにとって、特別な癒しとなっています。
「冬、こたつを出すと『中に入りたいから布団を開けて!』と催促するのもたまらなく愛おしい……。毎日、朝晩、のどをゴロゴロと鳴らしながら、私のおなかの上に乗ってふみふみしたり、帰宅すると玄関で出迎えてくれたりします」
今年、9歳を迎えたショコラちゃん。飼い主さんは、健康に気を配りながら、これからも楽しく穏やかな毎日を送ってほしいと願っています。
「ショコラは、シニア期に入りました。とても元気ですが、たまに体調を崩すこともあるため、健康管理に気をつけています。これからもずっと元気にストレスなく過ごしてほしい。また、ショコラ、るな、それぞれいっぱい甘えさせてあげたいです」
ショコラちゃんと飼い主さんの生活には、日々新たな発見と喜びが詰まっています。るなちゃんと一緒に過ごすことで、家族としての時間がさらに豊かになりました。
これからも、ショコラちゃんが穏やかに、そして笑顔の絶えない日々を過ごしていけるよう、飼い主さんの優しいまなざしが注がれ続けることでしょう。その先に広がる幸せな未来が、ますます輝きますように。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)