テレビから置き換わった「スマホ見ながら飯」ルールは必要、ハイヒール・リンゴが唯一「汚いよ」と注意するのは
10代~20代の若年層の77.5%が「スマホ見ながら飯」をしているという調査記事を読みました。30代~50代の48.6%と比較すると、およそ1.6倍。「食事中の時間を有効活用したい」「食事中に退屈しないため」などがその理由。アンケート結果からスマホを見ながらでは食事に集中できていない実態が浮き彫りになったとして食事への満足度の低下、過食につながる恐れなどを指摘しているのはニッチなところに!と感心させられました。
そう言われてみれば、私も一人でご飯を食べている時に結構スマホを見ています。これを読んでおこうとか、調べておこうとか。
以前どこかのラーメン店がXに、スマホを見ながらラーメンを食べるのを禁止するという投稿が。お店としては一番いい状態で食べてもらいたいのに、ゲームなどしていていいところになるとゲーム優先で一段落してから食べる時には麺がのびている。後ろに人が並んでいるのにスマホを見ながらダラダラ食べている人がいるとか、実態を読むとなるほどなと思いました。
「ラーメンぐらい好きに食べさせろ」という声も当然ありましたが、やっぱり後ろに人が並んでいたらチャッチャと食べるのが大人の礼儀。自分に置き換えてみると先輩との食事ではできるだけスマホを見ないようにしますし、大切な話でメモしたい時には「スマホをここに置いていいですか?」と聞くようにしています。
生活に欠かせなくなってきたスマホですが、よくよく考えてみると、ある部分テレビから置き換わっているのですよね。昔はご飯屋さんのテレビで野球なんか見ながら食べていました。テレビを見ながらご飯を食べていたのが、チャンネル数が多くて非常に便利なスマホになった。そう思うとスマホを見ながらというのもアリかなと思ったりもします。
でも、どこかで線を引かないといけないわけで、たとえばゲームはしないとか。スマホを見ながらの食事って、あまり見ていて気持ちのいいものではないですものね。お行儀の問題もあるのでしょうが、行儀作法のルールができた時にスマホはなかったわけで(笑)
ただ、スマホをトイレに持って行く子だけには注意するようにしています。前に番組で取り上げたことがあるのですが、トイレには雑菌が多く「スマホは便座より汚い」。トイレットペーパーを使った手でスマホを触り、私たちは手を洗いますがスマホはそのまま。それをテーブルに置くというのは、便座を置いているのと同じぐらい汚いということなんだそうです。
でもまあ、スマホがないと生活できなくなってきているのも又事実。とりあえず今日は誰かとご飯を食べに行きます。独りでスマホを見ながら食べないように。