【漫画】怖がりなのでトイレに行く時は犬やインコを同伴 ペットとのちょっと変わった関係
■うちの夫は幽霊が怖い
C子さん(40歳・会社員)にはちょっとした悩みがありました。
それは、夫のT司さん(43歳・自営業)が異常なまでの怖がり…ということ。
T司さんは元ラガーマンで、屈強な体躯の持ち主です。その見た目に反して小心者な彼は「あそこの隙間怖くない?」と言っていそいそと扉を閉めに行ったり、飼い犬のペロが壁をじっと見つめて静止していると「何!?そこに何かいるの!?」と大げさに怯えたり、よせばいいのに心霊番組を見て眠れなくなったり…。
T司さんに霊感は全くなく、もちろん実際に幽霊を見たこともないのですが、想像力が豊かすぎるせいか勝手に色々想像しては怖がっているのだとか…。
外から見る分には微笑ましいですが、妻の立場からするともう少しどっしり構えてよ…と思ってしまうのも無理からぬ話ですね。
そんな夫の奇行(?)のなかでも、C子さんが特に気になっているのは…
■飼い犬を小脇に抱えてトイレへ行く夫
「夫はトイレに行く時、飼い犬のペロを一緒に連れて行くんです。毎回ではないのですが、なんとなく心細い時についてきてもらう感じですね。ドアを開け放って、ペロを近くに待たせて用を足すのが嫌なんです…犬と連れションするな、と」拳を握りながら語るC子さん。
確かに、ペロにしてみたらいい迷惑ですね。
ある日C子さんは、仲のいいママ友にそんな夫の愚痴を話しました。するとママ友の口から、共感とともに驚くべきエピソードが語られました。
■肩にインコを乗せる強者
「わかるわかる!うちの夫も、心細い時は肩にインコを乗せてトイレに行くの」
イ、インコを…!?C子さんはママ友の夫が肩にインコを乗せている姿を想像して脱力してしまいました。
もっと強者がいたのか…。「犬をあてにするのもどうかと思うけど、もし本当に幽霊が出てしまったら…インコには荷が重くない…?」とC子さんは言いかけましたが、心の内にとどめました。
想像するに、たとえ戦力にならなくても命あるものがそこに居てくれるだけで心強いのかもしれません。
かくいう筆者も子供の頃、飼い猫にトイレについて来てもらったことがあります。意外とペット同伴で用を足した経験者は多いのかも…?
■ペットとちょっと変わった関わり方をする人々
T司さんやママ友の旦那さんのように、ペットと信頼関係を築きながらも、ちょっと変わったスキンシップを取る人たちのエピソードを集めてみました。
●猫吸いですね。仕事から帰ったらまず猫の身体中の匂いを嗅ぎます。溜まった疲れが癒える瞬間です。見た目は異様かもしれませんが、健康チェックに繋がったりもするので。猫を飼っている人なら、みんなわかってくれるんじゃないかな?
●散歩に出ても、一歩も歩いてくれないうちの犬…。3kmの散歩コースを、抱っこして歩ききります。果たして意味はあるのか。帰ってからたくさん水を飲むわが犬を見て、なんで!?と思います。
●いつも足を踏んでくるうちの柴犬。わざとなのか、料理をしていてもくつろいでいる時も、前足に体重をかけてしっかりと踏みつけてきます。最初はどけていたけど、今ではその重みと感触がクセになり、踏まれていないと落ち着きません。
日々癒しをくれるペット達。
精一杯のお世話と愛情で応えて、お互いがハッピーな関係性を築けたら素敵ですね。
ちなみに…事故が怖いので、インコをトイレに連れ込む際はくれぐれも蓋を締めてから流すように注意してくださいね。そんなには居ないと思いますが…。