知人が結婚 「私も!」と意欲が高まる人と「先越された」とプレッシャーを感じる人 独身男女543人の本音
ある程度の年代になると、友人知人から結婚の報告などを聞く機会が増えてきますよね。結婚相手紹介サービスを提供する株式会社オーネット(東京都中央区)が実施した「知人の結婚による結婚観への影響」に関する調査によると、約2人に1人が「知人の結婚が自身の結婚意欲の向上や行動変容につながった」と回答したことがわかりました。
調査は、全国の25~34歳の独身男女543人を対象として、2024年11月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「今年、結婚をした知人がいる」と答えた人は全体の49.8%。結婚した知人の内訳は「友人(職場以外)」が29.7%、「職場の先輩や同僚、後輩」が12.5%、「身内(兄弟、親戚)」が7.6%となっています。
「今年、結婚をした知人がいる」と答えた270人に「知人が結婚したことであなたの結婚に対する考えや行動で何か変化はありましたか」と聞いたところ、「知人が結婚したことで自分の結婚意欲が高まった」(34.4%)、「知人が結婚したことで結婚するための行動を起こした」(21.1%)など、結婚について前向きな考えを持った人が半数を超えました。
一方、「知人の結婚と自分の結婚は全く別で何も関係ない」(28.9%)、「知人の結婚で結果的に自分の結婚意欲が減少した」(5.9%)、「そもそも結婚するつもりはない」(8.1%)という意見もみられました。
また、「結婚意欲が高まった」「行動を起こした」と答えた150人にその理由を聞いたところ、「自分の結婚を現実的にイメージすることができた」(44.0%)、「先を越された感があり早く結婚をしたいと思った」(39.3%)、「結婚願望があるので事例として参考となった」(12.7%)などが上位に挙がっています。
他方、「知人が結婚したことで結婚意欲が減少した」という16人の理由としては、「周囲から自分の結婚について話題にされることで億劫になった」(37.5%)、「先を越された感があり自分の結婚計画そのものについて見直しする必要性を感じて億劫になった」(31.2%)、「知人の結婚をみても自分ごととして現実的にイメージできなかった」(25.0%)などが挙げられました。
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【出典】
▽結婚相手紹介サービス「オーネット」調査