「遊んで!」おもちゃで、飼い主さんに熱烈アピール ガリガリの親猫と保護された子猫…今は『お尻トントン』せがむ甘えん坊
元保護猫の女の子「サラミ」ちゃんと、X(旧Twitter)ユーザー・サビ猫サラミ&シャム猫ナッツさん(@sarami_0724)は、保護猫カフェで出会いました。
「保護主さんのもとに『ガリガリに痩せ細った親猫と子猫を保護してほしい』との依頼があったそうです。それがサラミちゃんでした」
保護された親猫は、保護主さんのもとで暮らすように。そして、生後推定3カ月くらいだったサラミちゃんは、保護猫カフェで過ごすようになりました。
飼い主さんが保護猫カフェを訪れたとき、サラミちゃんは推定1歳くらいになっていたそうです。
「サラミちゃんに心を引かれたのには、いくつか理由があります。触れると体をクネクネさせて喜んだり、ほかの猫が近づいても落ち着いた様子で見つめていたり……。特に、私のところにおもちゃをくわえてやって来て『遊んで』とアピールする姿がたまらなく愛おしくて、お迎えすることを決めました」
こうしてサラミちゃんは、飼い主さんのもとで新たな猫生を歩み始めたのです。
■親猫のように飼い主さんを慕うサラミちゃん
お迎え後のサラミちゃんは、すんなりと新たな生活に溶け込んでいきました。今では、飼い主さんとの間に日々のルーティンもできたそうです。
「毎日、『お尻トントン』するのがお決まりになっています。最初は、数分ほどトントンしていたのですが、日に日に要求がエスカレート。今では30分ほどトントンしないと満足しません」
また、飼い主さんによると「サラミは私のことを親猫だと思っているかもしれません」と語っています。
「私のあとをずっとついてきたり、寝転ぶとフミフミしてくれたりします。さらに『ご飯食べ終わったよ』と報告もしてくれるのです。とてもかわいらしくてたまりません」
■きょうだい猫とも仲良しに…サラミちゃんへの思い
サラミちゃんは、今年3歳になりました。
現在は、サラミちゃんをお迎えした翌年にやって来た元保護猫の「ナッツ」くんとにぎやかな日々を過ごしています。
「サラミちゃんには、小さいころに苦労したぶん、これからは幸せに暮らせるようにしてあげたいと思っています」
優しい飼い主さんと仲良しのきょうだい猫に囲まれ、のびのびと過ごしているサラミちゃん。これからも愛情に満ちた生活が続いていくことでしょう。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)