「ずっとこういう暮らしがしたかった」大学院生 家賃2万6千円で叶えた“昭和の部屋”に反響
「今日からここが我が家だ。ずっとこういう暮らしがしたかった。」
そんなつぶやきとともに投稿された「昭和」の空気感があふれる部屋の光景が「X」で大きく注目を集めました。
すりガラスからさし込む光、窓際に置かれた文机に黄色っぽい光を放つ電気スタンド、重ねたりんご箱に並ぶ古本、座卓に置かれた小さなやかんと丸い湯呑み…レトロ感あふれる室内の様子は昭和の文士や漫画家の部屋を見るかのよう。もし一歩足を踏み入れたなら、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」や「トキワ荘の青春」の世界に入り込んだような心持ちになれそうです。
「磨りガラス、座布団、木のテーブル、たまりませんね」
「PERFECT DAYSやんかー!!」
「あまりに素敵すぎる秘密基地だ…」
「すごいなー何だかレトロでオシャレ。 実家も古いけどこんなオシャレな雰囲気出せないわ」
投稿には記事執筆時で771件ものコメントがつきました。
部屋の主である愛知県在住のべーたさん(@onecuprain)は現在大学院に通う24歳の男性です。「家賃2万6千円、築50年」のこの木造アパートに引っ越してきた後、メルカリなどで購入した家具や小物でもってこの部屋をつくり上げた経緯については先日「まいどなニュース」でもご紹介しました。
■四角い部屋を丸く
たくさんの人を魅了したこの部屋の内装についてこだわったのは「四角い部屋を本棚を使って丸く利用したところ。本が好きなのでこのように圧迫感なく自分を包んでくれるような配置はとても安心出来るなと思いました」とべーたさんは話してくれました。
■年末年始は
さらに年末年始の過ごし方についてべーたさんは「僕は旅行が趣味なので年末年始は北海道を彷徨(さすら)う予定です。ただ、両親がこの前遊びに来た時にこの部屋をとても気に入ってくれて、年末年始を和室でゆっくり過ごすために僕が留守の間何日か泊まりに来ようかなという話になりました」といい、「こたつに入って紅白とか見れたらいいねと話していて、僕も来年はそういう年越しをしてみようかなぁと思いました」としています。ぜひこの素敵な昭和レトロな部屋で過ごす年越しを来年は実現させてくださいね。
(まいどなニュース特約・山本 明)