「当初は、トイプードルをお迎えする予定でした」

2024年11月10日、元保護猫のきょうだいで男の子「くま」ちゃんと女の子「うさ」ちゃんは、意外な展開を経て飼い主・ハルマさん（@OY914）の家に迎えられました。

お迎えするきっかけは、ペットロスだったといいます。

先住猫たちが虹の橋を渡り、悲しみに暮れていた飼い主さんは、当初、トイプードルをお迎えする予定でした。ところが、その後、保護猫の里親募集を目にしたことで事態は急展開を迎えることに……。

「子猫の写真を目にしてすぐに連絡を取り、11月10日に会いに行くことに。7匹の子猫のうち、くまと、うさを迎えることにしました」

こうして、生後1カ月のくまちゃんとうさちゃんが新たな家族となりました。

■子猫との生活と新たな挑戦

久しぶりに子猫との暮らしを始めた飼い主さん。当初は、戸惑うこともあったといいます。

「排泄やトイレトレーニングをどうしたか思い出すまでに時間がかかりました」

それでも、日々の生活の中で少しずつ慣れ、成長を見守る楽しみが増えたとのこと。2匹が家族に加わったことで、暮らしは再び明るいものになりました。

■くまちゃんとうさちゃんの性格とこれからの願い

くまちゃんは甘えん坊で食いしん坊な性格。飼い主さんが動くたびについて回り、「ごはんをもらえるかな？」と期待に満ちた姿を見せるそうです。一方、うさちゃんは活発で元気いっぱい。

「初めてキャットタワーを設置したとき、うさはすぐに慣れて一番上まで登りました」

ふたりとも、それぞれに違った魅力で飼い主さんを笑顔にしてくれる存在になりました。

「ふたりは、私の年齢的にも最後の家族になると思います。とにかく元気に長生きしてほしいです」

運命の出会いを経て新しい家族となったくまちゃんとうさちゃん。その愛らしい性格と健やかな成長は、飼い主さんにとってかけがえのない喜びとなっています。これからも穏やかな時間が続くに違いありません。

（まいどなニュース特約・梨木 香奈）