【備える】震度5以上の地震→ガスが使えなくなる場合も…メーカーが「復帰方法」を解説 ガス漏れは、復帰させずにガス事業者へ連絡を!

1月13日に宮崎県で最大震度5弱を観測した地震が発生し、余震などへの警戒が必要な状況が続いています。日常的におうちでガスを使う方も多いと思いますが、震度5以上の地震が発生すると、「安全のためにガスメーターが作動してガスを遮断する」場合があるのだそう。リンナイ株式会社「RinnaiRelax」の公式Xアカウント(@Rinnai_Relax)が、そんな時の「ガス機器の復帰方法」について詳しく解説しています。

■ガス漏れは火気厳禁 復帰させずにガス事業者へ連絡

地震でお湯が出ない、ガスがつかないなどガス機器が使えない場合は、ガスメーターを操作すれば、ガスの供給を復帰させることができます。地震のゆれがおさまってから、ガス機器の使用を中止した上で、異常がなければ復帰の操作を行います。

もしも、ガスくさいなどガス漏れに気づいた場合は、以下の復帰方法を実践せず、「ガス事業者」へ連絡しましょう。また、ガス臭い時は火気厳禁です。火気や電化製品は使用しないでください。屋内の場合は、「換気扇を使用せず」に窓や戸を開けてガスを外へ出します。換気扇や電灯などのスイッチは、着火源となるため手を触れてはいけません。

■ガスメーターの復帰方法

【都市ガス】

①屋外のものも忘れずに、すべてのガス機器を止める。

②ガスメーター栓は開けたままで、復帰ボタンのキャップを外す。

③復帰ボタンをしっかり奥まで押し込みゆっくり手を離す。

④ガスを使わないで3分待ち、点滅が消えたら使用OK。

※点滅が消えない時はもう一度①の手順から。それでも使えない時はガス販売事業者に連絡を。

【プロパン(LP)ガス】

①器具栓を全て閉める。使っていないガスの元栓が閉まっていることを確認する。

②左側の復帰ボタンを押す→「ガス止」の文字が消えたのを確認する。

③液晶の文字とランプが点滅したら、1分間待つ。

※ランプが復帰ボタン部にあるものもあります。

④液晶の文字とランプが消えたら復帰完了。

※復帰操作をしても使えない場合は、操作を繰り返さずLPガス販売店の点検を受けましょう。

▽出典

・リンナイ株式会社「RinnaiRelax」 公式X/震度5以上の地震が発生すると、安全のために ガスメーターが作動し、ガスを遮断することがあります

・リンナイ株式会社 公式/震度5相当以上の場合、ガスメーターが自動でガスを遮断します。ご自身の安全確保を最優先し、地震のゆれがおさまってからガス機器を操作してください

・日本ガスメーター工業会 公式HP/再びガスを使う時の手順

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